「今後1年で組織を100人規模に」ACROVE荒井代表インタビュー

「今後1年で組織を100人規模に」ACROVE荒井代表インタビュー

アクローブ

EC支援のACROVE(アクローブ、東京都新宿区)は2023年に従業員数を現状の2倍以上となる100人規模に増やす。

同社は創業から4年程度にもかかわらず新卒採用にも取り組み、毎月4人前後のペースで新たなメンバーが加わっている。

創業者で代表取締役の荒井俊亮氏が自ら、数百ページに及ぶ研修資料を作成し独自の教育プログラムを用意。新卒や業界の未経験者であっても、マーケティングやEC、財務などビジネス上で必要な知識をゼロから学べる体制を整えている。

優秀な人材を招いて会社の規模を大きくするとともに、教育を通じて「若い人材が長所を活かして多くの新規事業を立ち上げていける会社にしていく」(荒井氏)。

前回の記事に続いて、荒井氏に聞いた創業の経緯やサービスの強み、社員教育の取り組みをインタビュー形式で紹介する。

【略歴】あらい・しゅんすけ ACROVE代表取締役。日本大学法学部在学中に前身となるアノマを設立。独自BIツールの「ACROVE FORCE」によってブランドを成長させるECプラットフォームを展開。 また、国内ではまだ数少ない「ECロールアップ戦略」を採用した自社ブランドの立ち上げ・獲得も進める。

プロテイン販売からEC支援に 周囲の声受け決断

ーーEC支援に着目した理由は?

元々、学生時代は駅伝に打ち込んでいて、日本一になった経験もある。そうした背景から何かスポーツ選手の役に立ちたいと思い、プロテインのブランドで起業した。それが22歳の時、2018年だ。

自分が食べていけるくらいには儲けられるようになった2020年に、新型コロナの流行が日本でも始まった。

お世話になってたカフェや飲食店が潰れるなど、周りの人たちが苦しい状況に置かれているのを見て「社会的に価値が出るような仕事をしなければ」と強く考えるようになった。

当時はプロテインのBtoC事業がメインで「ECの運営を手伝ってほしい」と声をかけられるようになった。培ったノウハウを活かしてブランドのEC支援をすることは、社会的にも意味があることだと思い事業を転換した。

2020年にアノマから社名変更

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