訪問看護ステーション向けSaaS提供のeWeLLが上場へ:成長市場で高収益実現

訪問看護ステーション向けSaaS提供のeWeLLが上場へ:成長市場で高収益実現

eWeLL

訪問看護ステーション向けにSaaS事業を展開する「eWeLL」が8月12日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は9月16日を予定している。

まず目を引くのは業績だ。売上高は急拡大し、収益性も高い。2021年の売上高は11.9億円、経常利益は4億円を超えた。

https://strainer.jp/ipo

本文中で詳細データを紹介するが、訪問看護ステーションは成長市場だ。2010年までのステーション数は5000件前後に過ぎなかったが、その後の10年で倍増。今では1.4万件を超えるまでに拡大した。

今回の記事では、eWeLLという会社がなぜ成長したのか、日本社会を取り巻く根本的な問題から紹介する。その上で、同社が手掛けるSaaS事業のビジネスモデルと成長戦略について解説する。

10年で倍増した訪問看護ステーション数

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