世界のドローン市場でシェア7割超え!「DJI」の知られざる創業史
DJI Innovations

2021年現在、世界の民生用ドローン市場で7割以上のシェアを獲得している圧倒的な中国企業がある。DJI(大疆創新科技)だ。

民生用ドローン市場はDJIのほぼ独占状態であり、その名を抜きにドローンの歴史を語ることはできない。中国には国内だけでプロダクトを展開する企業も多いが、DJIには世界中に熱狂的なファンがいる。

Drone Indusry Insight社が2021年に発表したデータによれば、米国ドローン市場シェアの76.1%がDJIで占められている。2位はIntelだが、シェアはたったの4.1%だ。日本や欧州でもDJIドローンが7割以上のシェアを占めると言われている。

DJIは未上場企業であり、財務情報はほとんど開示されていない。だが、2018年時点で企業評価額は160億ドル(約1兆6800億円)にのぼると言われており、2021年には香港市場でのIPOが噂されている。

本記事では、DJIの歴史、言い換えるとすれば「ドローンの歴史」をひも解きながら、なぜ中国からドローンは生まれ、DJIが圧倒的な存在にまで登り詰めたのかを解説する。

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