ナイキ決算:物流混乱でも大幅増益、V字回復を支えるデジタル戦略とは

ナイキ決算:物流混乱でも大幅増益、V字回復を支えるデジタル戦略とは

決算まとめ

米スポーツ用品メーカーのナイキが3月18日、2020年12月〜2021年2月期決算を発表した。

売上高は前年比2.5%増の104億ドル、税引前利益は同じく85.7%増の16億ドル。コロナ禍での物流ひっ迫により配送が遅れるなかでも、大幅な増益を確保した。

2020年3〜5月期には8億ドルの赤字に陥ったが、すでに売上高と税引前利益はともにコロナ前の水準を超えている。

V字回復の背景にあるのは、ナイキが近年注力してきたデジタル戦略だ。PayPalの元会長であるジョン・ドナフーCEOを筆頭に、アプリの機能追加やデジタルを活用した店舗展開などを推し進めてきた。

決算報告とカンファレンスコールの内容をもとに、足元の動向とデジタル戦略について確認していこう。

物流の混乱で北米事業は減収

全体で増収増益を確保したとはいえ、コロナ禍の打撃は受けている。北米事業の売上高は前年比10.4%減の36億ドルと大きな減収に転じた。

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