ヤマダHD3Q決算:在宅需要で利益倍増、「脱・家電量販」戦略にも注目

ヤマダHD3Q決算:在宅需要で利益倍増、「脱・家電量販」戦略にも注目

ヤマダホールディングス

家電量販店「ヤマダデンキ」を運営するヤマダホールディングスは2月4日、2020年4〜12月期決算を発表した。巣ごもり需要の拡大で家電業界全体が潤うなか、最大手のヤマダHDも大幅な増益となった。

売上高は前年比5.3%増の1兆2830億円、営業利益は同2倍の744億円となった。営業利益額の伸び率として直近5年間で最も大きい。

実は昨年10月に社名を「ヤマダ電機」から「ヤマダホールディングス」へと変更していたこの会社。1年ほど前には大塚家具の子会社化でメディアを騒がせていた。

家電専業から徐々に多角化を進めているが、一体どこに向かおうとしているのか。

決算内容を軸に、足元の取り組みを確認していきたい。

白物家電の出荷額は24ぶりの高水準

家電事業(デンキ事業)の売上高は前年比3.9%増の1兆1605億円、営業利益は同2.2倍の760億円と絶好調だった。

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