Spotify 2Q決算:MAU3億人も成長鈍化、動画Podcastなど新領域へ
Spotify Technology S.A. 関連資料

世界最大の音楽ストリーミングサービス「Spotify」が2020年2Q決算を発表しました。

4-6月における四半期売上は18億8,900万ユーロ(≒2,331億円)と過去最高を更新。一方で、前年比での増収率は13.3%と、成長ペースが緩やかになってきています。

営業損失は1億6,700万ドル(≒230億円)で、前年同期から大幅に赤字を拡大。

前回ガイダンスと今回の実績を比較すると、売上が予想レンジの中盤で収まった一方、営業損失については想定を超える金額に赤字を拡大してしまいました。

ユーザー指標についてはレンジの上限値で着地。Spotifyにどのような変化が起こっているのか、決算数値を整理していきます。

30%前後のユーザー増加ペースを維持

まずはじめに確認したいのは、Spotifyを利用するユーザー数などのトレンドです。今回、全体MAUが(ほぼ)3億人に到達しました。

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