東京オリンピック特需?年初来12倍、テンバガー銘柄となった「レアジョブ」決算

東京オリンピック特需?年初来12倍、テンバガー銘柄となった「レアジョブ」決算

レアジョブ

フィリピン人講師によるオンライン英会話を提供する「レアジョブ」が好調です。

上半期の売上高は20.8億円で+27%の増収。営業利益は1.83億円と、前年比で10倍に拡大しています。

レアジョブは、今後も大きな利益増が予想されており、11月の決算発表により株価は二倍近くに急騰。年初来だと12倍という、いわゆる「テンバガー銘柄」となりました。

グローバル化が叫ばれて久しい現代、確かに英会話のニーズは大きい。しかし、昔からあるビジネスではあります。どうしてレアジョブがここまで成長しているのでしょうか。決算資料を紐解いてみましょう。

個人向け、法人向けがともに拡大

レアジョブの事業は、大きく「個人向け」「法人向け」という2つのカテゴリに分けることができます。

売上規模が大きいのは個人向けで、14.8億円。前年比+25%の拡大となりました。

一方で、法人向けは売上6億円。個人向けに比べるとまだ小さいものの、前年比+33%と成長率では上回っています。

レアジョブによると、個人向けサービスではマーケティング改善やサービス改善、法人向けでは営業体制の強化が功を奏していると言います。この点については、あまり意外性はありません。

インバウンド拡大で英会話需要が拡大

レアジョブの成長を下支えしている背景は、大きく二つ。

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