アルゼンチン財政問題まとめ(後編)2001年から繰り返されるデフォルトの日々
(前編からの続き)
2001年にアルゼンチン政府はデフォルト(債務不履行)を宣言。
しかし、新世紀になっても、アルゼンチン経済は安定とは程遠いものでした。
デフォルトから立ち直るために、まずは1ドル=1ペソという固定相場制を廃止し、変動相場制に移行。
アルゼンチン・ペソは切り下げられ、貿易収支が改善。当初は順調な経済回復を見せました。
しかし、2008年に世界的な金融危機が起こると、再び経済が不安定化します。