請求書プラットフォームで成長を続けるインフォマートの事業

今日の最後一本として、BtoBプラットフォームを展開するインフォマートについて調べる。

1998年に設立され、現在の社員数は444名。取引関係のある企業同士や社内、ビジネスパーソンなどを結びつけるシステムを提供。

創業から20年間、企業向けサービスを提供することに特化しており、売上高の95%が月額使用料。13万社以上、42万以上の事業者にサービス提供し、流通金額は2兆円以上とのこと。2兆円ってすごくないか。

サービスの概要。「受発注」「請求書」「企画書」「商談」の4つのサービスを主に提供しているようだ。

受発注

外食チェーン店などが、既存の取引先に対して受発注、棚卸し、商品管理、締め処理、帳簿出力など、日々の業務に必要とする機能を提供。

請求書

請求書作成のコストや時間を削減。自動仕訳や経費承認、入金消込・催促までをサポート。

規格書

最新の法令や品質管理基準を網羅し、フード業界で最も使われているとのこと。

商談

商品カタログの掲載、問い合わせ、企業募集などを行うプラットフォーム。

営業ツールって感じなのかな。


全体として、外食業界に強そうだなーというのは感じた。


利用企業数の様子。見るのしんどいから、グラフにしてみよう。

製品ごとに合算してみたが、明らかに「請求書」が圧倒的に大きく、しかも伸びている。それ以外の受発注、規格書、商談などは実はほとんど伸びていないことがわかる。

インフォマートは「請求書プラットフォーム」で伸びている会社だということができる(ただし、請求書プラットフォームの企業数13万社あまりのうち、契約企業数は2072社)。

請求書プラットフォームの契約企業2072社のうち、発行側は553社で、受取側が1519社。

インフォマートの今後の経営計画

中期経営方針として、3つのテーマを掲げている。

3つともかなり高い目標であるが、実績値を見ると、この中で一番業績にインパクトを与えそうなのは二つ目「電子請求プラットフォームのデファクト化」だと思う。


まあでも一つ目「フード業界の徹底的なシェア拡大」も5万社利用で2兆円の取引高が見込めるということは、比較的割りがいいのか。

三つ目「BtoB電子商取引プラットフォームの構築」はある種の新規事業とも言えるのでなんとも言えないが、これからフード業界以外にもガンガン広めていくぞ、という投資家に対する意気込みを感じる。