市場規模1000億円超 急増する「花粉症」で潤う業界は?

市場規模1000億円超 急増する「花粉症」で潤う業界は?

久光製薬

前編では「花粉症」が急増している背景についてご紹介しました。今や国民3人に1人、都内に限れば2人に1人が花粉症ともいわれる日本。

人口は1億2,633万人ですから、4,000万人以上が花粉症ということになります。日本のFacebookユーザー数が2,800万人らしいので、それより間違いなく多いですね。

今回の「花粉症シリーズ」後編では、花粉症に悩んでいる人が増えることで一体誰が得することになるのか、「花粉症関連市場」について調べてみたいと思います。

まずは定番としてどんな対策法があるか、整理してみましょう。調べてみると、大きく3つのカテゴリーがあることが分かります。

「花粉症対策」といえばセルフケア、民間療法、医学的治療

1つ目は、マスクや空気清浄機などの「セルフケア」系。自分でできるものでありながら、花粉を物理的にブロックするため確実な効果が見込めます。(それでも大変そうですが..)

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