「スターバックス」1Q決算:デジタル絶好調、リワード会員は米中3,000万人弱に
アメリカの大手カフェチェーン「スターバックス」が1Q決算を発表しました。
売上高は約71億ドル(前年比+7.0%)、営業利益は12.2億ドル(同+20.1%)。営業利益率は15.3%(前年同期)から17.2%へと上昇しました。
スターバックスは、中国・武漢ではじまった新型肺炎の流行を受け、中国店舗の半数以上、2,000店舗超を一時閉鎖しています。世界のスタバ店舗数の約7%に相当し、業績に影響を与える見込み。
スターバックスの売上構成をみると、アメリカで50.1億ドルの売上をあげています。前年比+8.6%と堅調に拡大。一方、海外の増収率は+4.5%にとどまりました。
アメリカを中心としつつ、海外市場への拡大を進めるスターバックス。どんな戦略をとっているのか整理しましょう。
まず確認したいのは、売上の大半を占めるアメリカ国内での業績。結論からいうと、極めて好調です。