ティム・クックが2017年9月期決算発表で拡張現実(AR)について述べたことのまとめ

今日はAppleばかり見ていますが、決算発表コール(Earning Call)を聞いていたら、ティム・クックが拡張現実(AR)についていくつか彼の視点から言及していたのでまとめておきます。

ポイントとしては

・拡張現実が一般の生活にどのように影響を与えるか

・なぜ拡張現実は素晴らしいものだと思うか

・どうしてAppleだけがそのためのプラットフォームを生み出せるか

などについて言及されています。


拡張現実(AR)がユーザーの生活に及ぼす変化について

(ティム)

iOS11の発表により、iOSは拡張現実(AR)の世界最大のプラットフォームとなった。

今日、App Storeには1000を超えるパワフルなAR機能を備えたアプリがすでに存在し、開発者たちが消費者、学生、ビジネスユーザーなどあらゆる種類のアプリで驚くような新しい体験を生み出している。

簡単に言うと、私たちはARによって私たちがどのようにテクノロジーを利用するかが永遠に変わってしまうだろうと信じている。


私たちは、すでに働き方や、遊び方、つながり方や学び方が変えられてしまうような事例を見ている。

例えば、とあるARアプリでは、人体から太陽系まで、あなたが想像できるあらゆる物の仮想的なモデルとやりとりすることができる。そしてもちろん、あたかもそこに現実に存在するかのような体験をする。あらゆる物事が3Dで生活に入り込むことで、すぐに教育ははるかにパワフルなものになる。

ショッピングで購入する前に物体をあなたのリビングに置くことができたり、ライブのスポーツイベントで、フィールド上に統計が見られることを想像してみて欲しい。

ARはあらゆる物事を変えようとしている。

(ティムここまで)

拡張現実(AR)が普及することの意味とそれに対するティム・クックの見方について

もう一つ、質問コーナーでARに関するものが一つだけあったのでそれもまとめます。


(質問者)拡張現実とあなた型の見方にワクワクするし、外から見ていてもワクワクするが、私たちはARの成功をどのように測ることができるか?また、あなたが現時点で最もワクワクするテクノロジーの活用事例はどんなものか?

(ティム)

そいつは素晴らしい質問だ。

私がARにとてもワクワクする理由は、それが人類を孤独にするのではなく、人類の能力を増幅すると考えているからだ。

ご存知のように、ARとは仮想世界と物理的な世界との組み合わせであり、それは人類全体の助けになるだろう。人類全体を孤立させるようなことなくね。

最近、いくつもの国々に行く中で、またマーケットの物を見たり、これから出てくる物をみる中で、とても素晴らしいことと言うのは、物事があらゆる場所に存在できることだ。

私には、消費者たちがそれをとても好きになることが予測できる。なぜならショッピングを変えるからだ。

ゲームやエンターテイメントの側でも消費者たちがARをとても気に入ることも予測できる。

ビジネスに関するARアプリについてもそうだ。大小あらゆるビジネスにおいて生産性が素晴らしく向上するだろう。

また、K-12(幼稚園から高校卒業までの教育期間)に戻って学校に入り直したくなるようなアプリも出てくるだろう。学級での遊びを大きく変えるはずだからだ。


そして本当に美しいことに、それがメインストリームなのだ。

もちろん、Appleはそれを現実にできる唯一の会社で、それはハードウェアとソフトウェアを統合する必要があるからだ。多くの人たちのオペレーティング・システムを一辺に、そして何度も更新する必要がある。

ソフトウェア・チームは昔のバージョンのiPhoneまで、一夜にして何億ものデバイスがARを利用できるように本当に一生懸命働いた。

そのおかげで今、1000を超えるARアプリがApp Storeに存在するのだ。

私はこれが2008年にApp Store中に向けて号砲を鳴らした(ヨーイ・ドン的な)頃にとてもよく似ていると思う。それが私が感じていることで、ここからどんどん大きくなるだろうと思う。