ITの巨人「Google」は何を強化したのか?2018年に買収した7社まとめ
Googleはこの10年間で200件近い企業を買収しています。
2018年も7社ほど買収しているので、Googleがこの1年間でどういった分野を強化したのか振り返ってみたいと思います。
(Tenor)
Tenorはスマホ、PCなどでGIFを検索できるプラットフォームを提供しているアメリカの企業です。
検索プラットフォーム以外にもGIF画像検索のAPIを「Facebook Messenger」などに提供しており、買収された後も独立子会社としてAPIの提供は継続しています。
1ヶ月あたりのGIF検索数は120億件を超えており、MAUは1億3,000万人ほどです。
よりユーザーがGIF検索を簡単にできるように、Google画像検索やスマホ用キーボードアプリ『Gboard』に組み込まれます。
Velostrataはクラウド移行支援のソリューションを提供しているイスラエルのスタートアップです。
2014年に設立され、これまでにIntel Capitalを含む投資家から3,150万ドル(約35億円)の資金を調達しています。
AWSといったクラウドサービスが普及するにつれて、オンプレ(筐体)からクラウドへの移行を支援するシンプルな移行ソリューションの市場が生まれつつあります。
Velostrataはそのニーズに対応する企業で、オンプレの性能を落とすことなくストレージをクラウドに分離できるソリューションを顧客に提供しています。
買収前は様々なクラウドに対応している汎用ツールでしたが、今ではGoogle Cloudに組み込まれています。