世界最大のヘッジファンド「ブリッジウォーター」創業者レイ・ダリオの半生(中編)

世界最大のヘッジファンド「ブリッジウォーター」創業者レイ・ダリオの半生(中編)

特集

前編の続き)

高校生まで勉強にやる気がわかなかったレイ・ダリオですが、大学に進学してからは大好きな金融を専攻することでパーフェクトな成績を残しました。

卒業後は順調にハーバード・ビジネス・スクールに進学したものの、2年生になったころに第一次オイルショック(1973年)が発生。

コモディティ価格は上昇し、株式市場は1930年以来の大暴落となりました。

オイルショックを引き金に「コモディティ取引」の需要が高まる

ダリオは予見することができませんでしたが、大暴落の理由は明らかだと言います。

1960年代以来、アメリカ政府は金融緩和に積極的で、負債(借金)の総量は増え続けていました。

ところが、金とドルの兌換制が終わったことによりドルの価値は下がってしまい、資金の貸し手は価値が大きく下がったドルで返済を受けることになります。

こういったインフレ環境ではより多くの借金を借りて、たくさんお金を使う方がおトクです。

そして、1973年に中央銀行が突如として金融政策の引き締めを発表したのです。

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