YouTube売上が課金含め2兆円ペース「Alphabet」通期決算
Googleの親会社「Alphabet」が2019年通期決算を発表しました。
2019年の売上高は1,619億ドル(前年比+18.3%)、営業利益342億ドル(同+24.4%)。欧州委員会からの罰金が減ったこともあり、前年と比べて利益率が向上しています。
4Q限定だと売上461億ドル(同+17.3%)、営業利益は93億ドル(同+12.7%)。
2004年の上場から約15年が経過したAlphabetですが、今回ついに詳しい売上構成を公表しました。メインの検索サービスは売上981億ドルで、前年比+15%の拡大。
YouTube広告は売上151億ドルに達し、前年比+36%となりました。クラウド事業は売上89億ドルをあげ、前年比+53%に加速しています。ネットワーク広告売上は215億ドル(前年比+7.7%)。これまでのメイン事業は成長が鈍化し、成長事業との差が明確になりつつあるようにも見えます。
それでは、今回決算でAlphabet社が何を発表したのか、重要なポイントを整理していきましょう。