Airbnb 4Q21決算:四半期黒字続く。2022年に据える三つのテーマとは?

Airbnb 4Q21決算:四半期黒字続く。2022年に据える三つのテーマとは?

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宿泊予約サイトを手掛けるエアビーアンドビー(Airbnb、以下エアビー)が2月15日、2021年本決算を発表。年間の総予約日数(Nights and Experiences Booked)は3億件を超え、2020年から56%増と大幅な拡大を果たした。

流通総額(Gross Booking Value)は469億ドルで、前年比96%増。パンデミックからの反動もあり大きく拡大した。予約数よりも流通総額の伸びが大きいことからもわかるように、平均単価が業績を後押ししている。

10〜12月の純利益は5,500万ドルと、オミクロン株が蔓延する中でも黒字化をつづけた。2020年より苦戦を続ける観光業界において、エアビーの存在は一筋の光とすら言える。

CEOのブライアン・チェスキーは「旅行産業は商用航空の誕生して以来、最大の変革期を迎えている」と豪語する。それは一体どういうことなのか。変化する環境でエアビーが何を目指しているのだろうか。

今回の記事では、エアビーの動向や今後の戦略について、発表された決算報告の内容を整理する。

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