Adobe 1Q決算:中小向け復調で売上加速、15億ドル買収も増収要因に
Adobe(アドビ)が3月23日に1Q(2020年12月〜2021年2月)決算を発表。売上高の大幅な加速が明らかになった。
売上高は前年比26%増の39.1億ドル。営業利益は同じく55%増の14.5億ドルにのぼる。
Eコマースの会社ならまだしも、デザインツールなどを提供するAdobeの売上成長がなぜ加速しているのだろうか?足元の動向から成長戦略までを整理していこう。
Adobeにおいて、主な事業部門は二つ。『Illustrator』『Photoshop』などお馴染みのAdobe製品を提供するデジタルメディア部門と、企業向けに顧客体験向上の支援などを手がけるデジタルエクスペリエンス部門だ。