1,000万DL超えを連発!スマホゲーム開発「ワンダープラネット」が新規上場へ
スマホゲームなどを展開する「ワンダープラネット」が5月7日、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場日は6月10日を予定している。
代表タイトルは「クラッシュフィーバー」と「ジャンプチ ヒーローズ」。それぞれ世界合計ダウンロード数で1,200万、1,100万を超えるヒット作品である。
世界的にヒットした作品を生み出しながら、本社が名古屋にあるのも特徴だ。地域に根ざした雇用を行い、名古屋スタジオでは正社員・契約社員の88%(90名)が東海三県の出身、あるいは学校の卒業者だという。(従業員数は195名)
地域密着型組織でありながらグローバルでのヒットタイトルを連発するワンダープラネットとはどういう会社なのだろうか?今回の記事では、二つのヒットタイトルの経緯を中心に紐解いていきたい。
ワンダープラネットの創業は2012年。創業者の常川友樹氏は東京で8年間、スタートアップの経営にあたっていたが、地元で意義のあることをしたいという思いで名古屋に一人帰ってきて会社を立ち上げた。