中国アントグループが新規上場へ(前編)アリペイ中心に巨大な経済圏を確立

中国アントグループが新規上場へ(前編)アリペイ中心に巨大な経済圏を確立

IPO

アントグループ(Ant Group)は2011年にアリババからスピンオフした巨大フィンテック企業だ。「アリペイ(Alipay)」を中心に、中国有数のサービスを多数展開する。

そのアントグループが2020年、香港および上海市場への新規上場を計画していることが報じられた一部メディアによれば、上場にともなう資金調達額は300億ドル(≒3兆円)にものぼるという。

アントグループのIPOは歴史上最大のものになるのではないかという観測もある。少なくとも世界が注目する巨大なIPO案件になることは間違いないだろう。

財務情報やビジネスモデルなどについて詳細に記された上場目論見書も公表された。今回は、アントグループの中身がどうなっているのか。そのモンスター級の内情について整理したい。

淘宝網スタート時に課題となった「信用」問題

まずは、アントグループ創業からの流れについて押さえておこう。アントグループの始まりは、2004年に開始された第三者決済サービス「アリペイ」に端を発する。

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