Adobe 3Q決算:クリエイティブ製品の需要拡大、予想を上回る加速に
Adobeが9月15日に発表した2020年11月期6〜8月期決算は、最終損益が9億5,500万ドルの黒字だった。
売上高は32億2,500万ドルで前年比14%の拡大、営業利益は10億6,900万ドルで高収益を維持した。
前回決算では売上予想およそ31.5億ドルと開示されていたため、若干上振れで着地した形だ。COVID-19危機下においてAdobeがどんな取り組みを進めているか、決算報告の内容を紐解いていこう。
Adobeのビジネスは「デジタルメディア」「デジタルエクスペリエンス」の二つに大別される。イラレやフォトショップなど、おなじみのAdobe製品を数多く展開するのがデジタルメディア部門だ。