帳票ソフトで市場シェア68%!カーライル案件「ウイングアーク1st」が新規上場へ

帳票ソフトで市場シェア68%!カーライル案件「ウイングアーク1st」が新規上場へ

ウイングアーク1st 関連資料

国内最大級の「帳票ソフトウェア」を提供する「ウィングアーク1st」が新規上場を承認されました。

業績推移をみると、売上規模は2019年2月期に173億円と、右肩上がりに拡大。税引前利益も47億円。今年度は3Q累計で売上139億円、税引き前利益45億円。 かなりの高収益をあげています。

ウイングアーク1stはかつて上場企業でしたが、2013年にMBO(経営陣によるバイアウト)で非上場化。旧来の基幹システムからクラウドへとITシステムが移行しつつ中で業績が悪化、事業の再構築が目的と説明されました。

このときはオリックスが出資し、3年後の2016年には大手PEファンド「カーライル・グループ」が買収します。

その後は伊藤忠やデータ・アプリケーション、Sansanなどと資本提携を結びつつ事業を拡大、今回再び上場することになったという流れです。

今回は、年間50億円近い税引き前利益をあげるウイングアーク1stがどんな事業を展開しているのか、ビジネス上の特徴を中心に整理してみたいと思います。

帳票・文書管理ソリューション

ウイングアーク1stが展開する事業は、大きく2つに分類されています。

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