東南アジアの成長企業「Sea」コア2事業で猛烈な追い風
東南アジアのインターネット企業「Sea」が1Q決算を発表しました。
売上高は7億1,492万ドル(前年比+103%)、営業損失は2億6,772万ドル。前年比2倍の売上成長が続いています。
事業成長をより反映する指標としてSeaが開示する「調整後売上」は9億1,392万ドル。前年比+57.9%となりました。
ここでは、ゲーム部門における前受収益(会計上は”将来の売上”)やEコマース部門で差し引かれていた販売インセンティブを足し戻しています。足元の消費をより直接的に反映した指標。
大きく伸びているのは「Eコマースなど(サービス収入)」で、3億2,280万ドル。前年比で2.3倍とものすごい成長率です。
ゲームとEコマース、大きな追い風を受ける事業を2つ持っているのがSeaという会社です。どんな状況にあるのか、決算報告の内容を整理しましょう。
まずは、Seaにとって稼ぎ頭となっているゲーム部門(Digital Entertainment)。