おはようございます。 1911年の今日、ノルウェーの探検家・アムンゼンと4人の隊員が人類で初めて南極点に到達しました。
これを聞くと、「ビジョナリーカンパニー4」で取り上げられたアムンゼンとスコットの逸話を思い出します。両者は同時期に南極を探検したにも関わらず、全く正反対の結果をもたらしました。
Shutterstock
花王は13日、「蚊から未来の命を守るプロジェクト」を開始した。蚊による感染症・デング熱被害削減の取り組みを本格的に進める。まずは、2022年2月からタイにて「ビオレガード モスブロックセラム」8万個を先行配布する。
注目する理由: 2021年度からスタートした中期経営計画「K25」では、「命を守る」を花王の新たな軸とした。その取り組みの一つで、蚊から子供たちを守る研究を進めている。国内消費財の雄がグローバルな公衆衛生の分野へと一歩踏み出した。
ヤブ蚊に刺されることで感染するデング熱には、世界中で毎年9000万人が感染していると推定されている。2020年12月に、花王は蚊の吸血を阻害できる「蚊よけ」技術を発表した。
この技術は海面での濡れ現象を利用。肌上に低粘度のシリコーンオイルを塗布することで、蚊が肌にとどまらないようにする。これは従来の忌避剤とは作用機序が異なる。
「蚊から未来の命を守るプロジェクト」は2月に発足した。まずは、デング熱が社会問題化しているタイで取り組みを始める。タイ保健省に製品含め650万タイバーツを寄付。花王のタイ工場では、デング熱の啓発活動や廃棄物処理システムの整備など、さまざまな取り組みを展開する予定だ。
防蚊剤市場は2021年の69億ドルからCAGR5.6%で成長し、2026年には90億ドルに達するという予測もある。花王執行役員の塗谷弘太郎氏は、「ブランドを通して、特に困っている人々を助ける新たなビジネスモデルを構築していきます」とコメントしている。
法人向けのホテル予約ネットワークを提供する「Hotel Engine」が12月2日、6,500万ドルの資金調達を発表した。評価額は13億ドル。2019年の資金調達の際の評価額1.5億ドルと比べ、約9倍だ。
注目する理由: コロナ禍で旅行産業は大きな打撃を受けたが、「出張」も例外ではない。Hotel Engineは有名ホテルとのネットワークを構築することで、変化する需要に応える。
サービス開始は2015年。世界185か国以上に企業会員4万社以上、個人ベースでは55万人以上が利用する。会員は、IHGやヒルトンなど提携する70万以上のホテルから選んで予約することができる。
ビジネスホテルを予約するプロセスを「これ以上ないほどシンプル」にするのに加え、最大60%の割引価格を実現。ホテル側にとって収益機会となるのは言うまでもない。
2年近く続くパンデミックの中でも毎月のように過去最高の業績を更新してきたという。驚くべきことに、Hotel Engineは既に黒字化(profitable)と達成しているとすら言う。
創業者CEOのエリア・ウォレンは、「高い評価額はワクワクするようなマイルストーンだ」と語る一方、「これは始まりに過ぎない」と述べた。旅行業界は変化の時を迎えており、出張のあり方も変わっている。産業の進化を形作る機会を得られることに興奮していると述べた。
Strainer
「アイデンティティクラウド」を標榜し、クラウド時代の重要企業の一つとしての地位を確立したOkta。
アイデンティティ(同一性)とは文字通り、その人がその人であることを特定すること。やり取りが重要なものになるほど、不正確になれば企業や組織にとって命取りになりかねない。
この10年、デジタル産業では「SaaS」という大きな潮流が隆盛した。その成長を予見した起業家の一人こそ、Okta創業者のトッド・マッキノンである。以前の記事では、彼らがどのように創業したかというストーリーをご紹介した。
こちらの記事では、この領域のパイオニアとして台頭したOktaの成長と、それをマッキノンがどのように振り返っているかについてご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
この招待キャンペーンも結構長いことやってるわけですが、いまいち新鮮味がなくなって来ました。
いやぁ、流石にちょっと『モレスキン ノートブック』1,000冊は買い過ぎましたね。このままでは全冊お配りできるのがいつになることやら。
さて、ストレイナーのニュースレターを5人に紹介すると、ここでしか手に入らない限定『モレスキン ノートブック』が手に入ります。詳細は、以下のリンクからご覧ください。
🍵 無限の彼方へ
メールが転送されましたか?こちらで登録しましょう。
有料版のニュースレターはこちら
もっと詳しく知りたい方へ: プレミアムプラン