おはようございます。 動画配信サービスのNetflixは5月下旬、米国での「アカウント共有」対策を敢行。その結果、ユーザー登録数がコロナ禍以来の高水準となったことがAntennaの調査によって分かりました。
Netflixはかねてより、アカウントを「借りて」いるユーザーが1億人を超えると説明。これらのユーザーはNetflixの魅力をすでに知っており、短期的に大きな成長の源泉となることが期待されています。
開示資料より作成
開発者向けプラットフォームの「GitLab」が6月5日、2023年2〜4月期決算を発表。発表翌日の株価は一日で31%上昇と、これまたとんでもない急騰となった。
開発者でもない限り、GitLabのようなサービスには馴染みがないはずだ。一般にエンジニアは、手元のパソコンでプログラムを記述する。これを本番環境(例えば、クラウド)で稼働させるには、そのための処理が必要となる。
このプロセスは「デプロイ」と呼ばれる。簡単そうに聞こえるかもしれないが、実際にはかなり面倒な手順の集合体である。GitLabを活用すれば、そのような手続きを効率化することもできる。
そもそも組織で開発を進めるには、組織内でソースコードの共有が必要。バージョン管理ツール「Git」を使ってプログラムのバージョンを分けたり統合したりして、必要な変更を行うのが現代の主流だ。
Gitを基盤とするソースコード共有プラットフォームとして、最も使われているのが「Github」。同種のサービスは数多くあり、「GitLab」もその一つだ。今回はそんな同社の近況について紹介する。
Strainer
2018年に発表された総務省のデータで、すでに「2040年に生産年齢人口は20%減少する」と言われていた。金額にすれば、69兆円が失われるという推計だ。当時からこの労働力減少を見据え、創業以来事業展開しているのがうるるだ。
「子どもが小さくて働きに出られない専業主婦や、家族を介護しなくてはならない人々は労働力としてカウントされていません。そういう人たちを活用できるような事業を作ろうと創業しました」
そう話すのは、うるる創業者で代表取締役社長の星知也氏だ。うるるは2017年3月に上場した、祖業にBPO事業を持つ企業である。
同社の業績は絶好調だ。2020年3月期を初年度とする5か年計画はすでに上方修正。最終年度となる2024年3月期は売上高60億円、営業利益13億円、EBITDA15億円の予想だ。同社のメイン事業は入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」。NJSSはSaaSモデルのビジネスだが、粗利益率91.6%と非常に高い。こうしたSaaS事業が成長をけん引する。
今回は星氏にインタビューし、ここまでの道のりと、BPOで立ち上がったうるるがSaaSを軌道に乗せ、成長を加速できた理由を聞いた。
「世界で4番目に使われているインターネットブラウザは?」
こう聞かれたら、何と答えるだろう。Statcounterによれば、ブラウザの市場シェアは「Chrome」が約63%、「Safari」が約21%だ。3番目は「Edge」で5.3%。
4番目は「Firefox」だと思ったあなたは、不正解。正解はなんと「Opera」である。「Operaとか懐かし過ぎるw」と思った方もいるのではなかろうか。そもそもOperaなんか知らない、という方でなければ。
そう感じたとしても無理はない。日本でのシェアを調べると、4番目は「Firefox」で3.2%。5番目は「Samsung Internet」で0.89%だ。Operaはランク外もいいところ、誇り高きニッチブラウザなのである。
ところが、である。どういうわけかOperaは、2018年に株式上場を果たした。こんな寡占市場でブラウザ専業など無謀すぎないか、と思った方もいたのではなかろうか。
そんなOperaが2023年、米国の株式市場でもっともパフォーマンスの良い銘柄の一つになっている。年初からの騰落率はプラス約185%。今年Operaを持っていれば、それだけで資産を数倍にすることができたのだ。
一体全体、なぜOperaが株式市場で人気を集めているのだろうか。当然事業が伸びているわけだが、なぜ伸びているのか?今回の記事では、Operaの来歴を簡単に紐解いた上で、そのビジネスモデルと成長戦略について紹介する。
ドキュメント指向データベースの「MongoDB」が、株式市場における評価を大きく高めている。決算発表翌日の6月2日は、わずか一日で株価が28%もの急騰となった。
データベースにはいくつも種類があるが、SQLを用いて読み書きする「リレーショナルデータベース(RDB)」が一般に主流とされる。RDBは同じデータの集合体が「テーブル」と呼ばれ、テーブル同士の関係性をもとにデータを構造化する。
一方のMongoDBは、同じデータの集合体を「コレクション」と呼ぶ。単一のデータは「ドキュメント」と呼ばれ、どんなデータでも柔軟に保存できるのが長所だ。
その手軽さからMongoDBは、プロトタイプ開発や新規プロダクトの立ち上げ時に人気を博してきた。例えば、人気サービス「Discord」の初期版はMongoDBを活用し、たった2か月で開発された。
相続や離婚、労働問題、交通事故など、想定外の出来事に直面し、弁護士に相談しなくてはならなくなることはまれにある。そのときは、とりあえず検索サイトで調べてみることになるだろう。
そんなときに目にする、法律事件分野ごとの特化型サイトを運営している企業の一つがアシロだ。同社は「ベンナビ離婚」「ベンナビ交通事故」など、さまざまな分野ごとに弁護士を探したり、情報を得たりすることができる“リーガルメディア”を運営している。
不調なメディア企業が多い中で、アシロの2022年11月期の売上収益は22億円(前年比41.8%増)、営業利益は4.8億円(同34.0%増)と伸びている。ここには、一般的なメディアとのビジネスモデルの違いに加え、弁護士特有の事情が関係している。
なぜアシロはリーガルメディアというジャンルに踏み込んだのか。今回はアシロの創業者である代表取締役社長の中山博登氏に、成長のポイントを聞いた。
メールが転送されましたか?こちらで登録しましょう。
有料版のニュースレターはこちら
もっと詳しく知りたい方へ: プレミアムプラン