おはようございます。 先日、「8時に来るのは少し遅い」という旨のフィードバックをいただきました。(まこと感謝しております)
実のところ、このニュースレターも当初は7時配信を行っていたのですが、8時配信の方が開封率が高かったので、そちらに寄せた経緯があります。
とはいえ、顧客志向を標榜する者として黙ってはおれません。皆さんは何時に配信して欲しいですか?アンケートを作ったので、是非ご意見をお寄せください。
Giphy
年次報告書(10-K)で明らかになったテスラによる巨額のビットコイン購入。
購入したビットコインは累計で15億ドル。ジャック・ドーシーが経営するSquareによる5,000万ドルのBTC購入がかわいく見えるほどの金額だ。
曰く、2021年1月にテスラは投資ポリシーを変更。「不要不急」の手持ちキャッシュから最大リターンを得るため、より柔軟な運用を追求する方針を示した。
これに加え、テスラは車両購入代金の支払いについても「近い将来」ビットコインを受け入れ始めると説明。受領したものを現金化しない可能性もあるという。
報告書では、保有するビットコインに対する会計上の取扱いについても言及した。 公正価値の減少は減損費用(impairment charges)として計上する必要があるが、上昇する場合には売却まで反映されることはない。
現時点ではこれらの資産を長期保有する方針であり、短期的には収益性にマイナスの影響を与える可能性もあると説明されている。
15億ドルのビットコインは、テスラが有する現金同等物(194億ドル)に対して7.7%にものぼる。今後何が起こるかは分からないが、ビットコイン価格はうなぎ上りだ。
Strainer
「今日、皆さんにはソーシャルメディアの今を理解するのに重要な4つの数字を覚えてもらいます!」
「一つ目はこちら!Facebookの北米ARPUです。2020年10〜12月には53.5ドルと、無料サービスとは思えない大きな数字を叩き出しています。」
「二つ目はSnapの北米ARPUです。やはり大きく伸びていますが7.19ドル。Facebookに比べると7倍以上の差。母数がDAUである点には注意が必要です」
「三つ目はPinterest。こちらも5.94ドルに急伸。MAUベースなので、Snapよりも実質は大きい可能性もあります」
「最後がTwitter。こちらもDAUベースで、17.5ドル。この中では先行していますね」
ということで、ユニークな成長を遂げているソーシャルメディアがPinterestだ。昨日の記事で直近の決算についてご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
Shutterstock
Twitterが2月9日、2020年10〜12月期決算を発表した。
売上高は12.9億ドル(前年比28%増)。営業利益は2.5億ドル(65%増)と急拡大。
収益化可能なDAU(mDAU)は1.92億人と前年比27%の拡大だった。米国外が1.55億人(28%増)と大きく、米国内は3,700万人(19%増)。
TwitterはARPU(ユーザーあたりの売上)を開示していないが、地域の広告売上から算出すると、米国が17.5ドル。海外は3.3ドルとなる。DAUで割ると、MAUで割った場合より大きく出るので注意が必要だ。
現代においても、ソーシャルメディアをめぐる変化は激しい。
4Qの後半には音声でつながれる「Spaces」機能をリリース。音声SNS「Clubhouse」は日本でもユーザーを増やしているが、それに対抗する動きと言える。
Twitterは、ライブ動画やオンデマンド型の動画コンテンツにも注力する。領域はスポーツ、ゲーム、ニュース、政治など幅広い。
問題が続いていたモバイル向け広告製品「MAP」は前年比で50%を上回る増収。年間での売上は3億ドルを超え、前年比でほぼフラットである。
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