大幅増益
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Twitterが2月9日、2020年10〜12月期決算を発表した。
売上高は12.9億ドル(前年比28%増)。営業利益は2.5億ドル(65%増)と急拡大。
収益化可能なDAU(mDAU)は1.92億人と前年比27%の拡大だった。米国外が1.55億人(28%増)と大きく、米国内は3,700万人(19%増)。
TwitterはARPU(ユーザーあたりの売上)を開示していないが、地域の広告売上から算出すると、米国が17.5ドル。海外は3.3ドルとなる。DAUで割ると、MAUで割った場合より大きく出るので注意が必要だ。
現代においても、ソーシャルメディアをめぐる変化は激しい。
4Qの後半には音声でつながれる「Spaces」機能をリリース。音声SNS「Clubhouse」は日本でもユーザーを増やしているが、それに対抗する動きと言える。
Twitterは、ライブ動画やオンデマンド型の動画コンテンツにも注力する。領域はスポーツ、ゲーム、ニュース、政治など幅広い。
問題が続いていたモバイル向け広告製品「MAP」は前年比で50%を上回る増収。年間での売上は3億ドルを超え、前年比でほぼフラットである。