スーパーマイクロコンピュータが8月6日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は53億ドル(前年比143%増)と急伸したが、営業利益は3.4億ドル(同51%増)にとどまった。決算発表後の時間外株価は、執筆時点で13%もの急落だ。 同社が主に手がけるのは、生成AIを大規模に取り扱う際に必要となるサーバーなどのハードウェアの製造販売。もっとも重要な部品であるプロセッサはNVIDIA等から仕入れるため、そもそも利鞘は薄くなりやすい商売だ。 それにも関わらず、半年前に利益が増大したのは、生成AIをめぐる需要がそれだけ急激だったことの証左だ。スーパーマイクロはシリコンバレーに本社と工場を持ち、地の利を生かしたスピードで大手メーカーを先行。ハイパースケーラーと呼ばれる巨大クラウド企業からの受注も掴んできた。
AIサーバーの取り扱いで注目を集めるスーパーマイクロコンピュータが4月30日、2024年1〜3月期決算を発表。売上高は38.5億ドル(前年比290%増)、営業利益は3.8億ドル(同372%増)だった。 業績としては堅調に見えるが、株式市場の期待には届かなかったようだ。3月にピークをつけた株価は軟調な推移が続いており、今回の決算発表後における時間外株価は約10%の下落となった。 チャールズ・リャンCEOは業績の伸びが競合を上回っていることをアピール。新たな製品計画とともにAI向けサーバーの引き合いが続くことを予想し、通期売上予想を147〜151億ドルへ引き上げた。
データセンター向けのサーバー製品を扱うスーパーマイクロコンピュータが29日、2023年10〜12月期決算を発表。売上高は前年比103%増の36.7億ドル、営業利益は同73%増の3.7億ドルだった。 同社は18日、業績予想の上方修正について開示し、株価が一日で36%上昇していた。新たな売上予想は36〜36.5億ドルだったため、実際の結果はさらに上振れしたことになる。 これを受けて、株式市場も大盛り上がりだ。決算発表前の当日中にも株価は4.5%高となったが、発表後の時間外株価は目下9.75%の上昇。時価総額は300億ドルに届きそうだ。
米国企業のスーパーマイクロコンピュータが8月8日、2023年4〜6月期決算を発表した。同社においては第4四半期であり、通期決算でもある。 聞きなれない会社だが、歴史は長い。サーバー部品の製造から完成品へと手を広げ、直近では「AI用サーバー」の需要が追い風だ。この2年で売上、利益がともに急増した。 株式市場での評価も高騰している。株価は高値を更新し続け、年初来314%の上昇。ただし株価収益率は30倍程度と、「謎の半導体メーカー」などと比べれば必ずしも非常識な水準ではない。
今の株式市場で力強いモメンタムを見せている企業に、スーパーマイクロコンピュータ(以下、スーパーマイクロ)がある。シリコンバレーに本拠をおく、サーバー製品などのメーカーである。 創業したのは台湾出身の起業家チャールズ・リャン(Charles Liang)。1993年よりサーバー関連製品の製造販売を続け、昨年は大きな波に乗った。2023年度第2四半期(=2022年10〜12月)の売上高は18億ドルで、前年比54%増。 同社が掲げるのは「アクセラレーテッド・コンピュート・プラットフォーム」。クラウドやAI、5G、それからエッジコンピューティングといった現代のコンピューティング需要を満たすための製品群だ。