今回は、直近3ヶ月で株価の上がった半導体関連企業5社を紹介します。各社の動向を俯瞰すると、生成AIの普及を追い風とした需要の急拡大や、それに対応するための次世代技術への投資が、市場評価を高める要因となっている様子がうかがえます。一方で、その事業領域は最先端の露光プロセスを支える検査技術から、商社機能によるサプライチェーンの維持、さらには性能向上を左右する後工程の実装まで幅広く分散しています。それでは、各社の具体的な事業内容と直近の動向を見ていきましょう。 “ACTIS”新型機投入「レーザーテック」 まず一社目は、半導体検査装置の開発・製造を手がけるレーザーテック(6920)です。1960年の創業以来、光応用技術をコアに独自の検査・計測ソリューションを提供。「世の中にないものをつくり、世の中のためになるものをつくる」を理念に、グローバルニッチトップ企業として成長してきました。
私たちのデジタル社会に不可欠な半導体。その高度な製造プロセスは、各工程に特化した高性能な「半導体製造装置」によって支えられています。 露光や成膜、洗浄といった前工程から、切断・研削・研磨、そして最終的な品質を保証する検査といった後工程に至るまで、半導体製造のあらゆる段階で重要な役割を担う企業が存在します。 本記事では、世界市場で高い技術力と競争力を有する日本の主要な半導体製造装置メーカー群に焦点を当て、その多様な事業展開と技術に迫ります。 半導体製造プロセスの核心を担う技術リーダー「東京エレクトロン」