ダラー・ゼネラルが2026年2〜4月期決算を発表しました。地方の小さな町に展開する激安雑貨チェーンに、いま思いがけない客層が押し寄せています。安い店は家計の苦しい人が向かう場所、という見方は揺らぎ始めています。誰がどの店で買い物をするのか——その地図が、静かに描き換えられています。 変化は客層だけにとどまりません。この会社は、ただ安く売る店から、稼ぎ方そのものを組み替える店へと姿を変えつつあります。売上の伸びと利益の伸びが、これまでと違う動き方を始めました。安売りという言葉だけでは、もうこの会社の輪郭はつかめません。 カギを握るのは、わずか1ドルの商品です。たった1ドルの一品が、いまの家計のなかで思いがけない役割を果たし始めています。さらに、全米に張り巡らせた店舗網そのものも、新しい武器に変わりつつあります。安さの裏側では、いくつもの仕掛けが同時に動いています。
今回取り上げるのは、米国の格安小売チェーン「ダラージェネラル」だ。 社名が示唆するように、創業当初は「全ての商品が1ドル以下で買える」ことが特徴だった。初めて店舗を出した1955年より、このコンセプトはすぐに人気を集めたという。 現在のダラージェネラルは米国で1.9万店舗以上を展開。今では「1ドル以下」に限らず、食品や日用品からベーシックアパレルまで、幅広い商品を”エブリデーロープライス”で販売する。
今回取り上げるのは、アメリカ最大のディスカウント店チェーン「Dollar General」という会社です。