株式市場には「コカ・コーラ」に関する上場企業が複数存在します。本家(The Coca-Cola Company)のティッカーは「KO」(以下KO)。「COKE」のティッカーを持つのは、ノースカロライナ州に本社を置くボトラー会社(Coca-Cola Consolidated、以下COKE)です。 背景にあるのは、「コカ・コーラ・システム」と呼ばれる分業構造です。本家KOはブランドを保有し、原液(コンセントレート)の製造とマーケティングに特化。原液を仕入れて糖分や炭酸水と混ぜ、瓶や缶に詰め、トラックで小売店まで運ぶのがボトラーの仕事です。 言わば、工場や物流網といった重い資産はボトラー側が抱える構造。この分業は、19世紀末のコカ・コーラ誕生期から続いています。コカ・コーラ製品だけではなく、Dr PepperやMonster Energyの製造販売も手がけています。COKEは、そんなボトラーの全米最大手。
先日取り上げたが、米国のコカコーラ本体は組織変革を進めており、サプライチェーン上におけるコカコーラ本体の組織的な割合を圧縮しようとしている。