ブロードリーフ【3673】 プライム(内国株式)

モビリティ産業を中心に、クラウドサービスやパッケージシステムの提供、業務効率化ソフトウェア「OTRS」、自動車部品の電子受発注システム「BLパーツオーダーシステム」等、多岐にわたるITサービス展開。

ブロードリーフ【3673】 プライム(内国株式)

モビリティ産業を中心に、クラウドサービスやパッケージシステムの提供、業務効率化ソフトウェア「OTRS」、自動車部品の電子受発注システム「BLパーツオーダーシステム」等、多岐にわたるITサービス展開。

事業内容

ブロードリーフは、モビリティ産業を中心に、機械工具取扱い、旅行、携帯電話販売代理など幅広い業界に対して、クラウドサービスやパッケージシステムの提供を行っています。同社のBroadleaf Cloud Platformは、多様なサービスを組み合わせることで、顧客の業務を総合的にサポートし、経営や業務改革を支援しています。

具体的には、整備工場や製造工場向けに、作業分析や業務最適化ソフトウェアを提供し、作業現場の効率化を図っています。このソフトウェアは、動画分析や時間分析を通じて、作業プロセスの無駄を可視化し、時間短縮やコスト削減を実現します。また、伝統工芸の技術伝承や介護スタッフ教育、サービス業のベストプラクティス共有など、多岐にわたる産業への展開を進めています。

ブロードリーフは、ソフトウェアやハードウェアの保守サービス、サプライ品の販売も手がけており、365日稼働のコールセンターや全国の拠点に専門スタッフを配置することで、迅速なサポート体制を構築しています。さらに、ネットワーク経由でのソフトウェアやデータの最新化サービス、モビリティ産業でのリサイクル部品流通の決済代行サービス、自動車部品の電子受発注機能なども提供しています。

同社の事業は、クラウドサービスとパッケージシステムの2つの区分で構成されており、クラウドサービスにはソフトウェアサービスとマーケットプレイスが含まれ、パッケージシステムには業種特化型のシステムやそれに付随する保守・サポートサービスが含まれます。これらのサービスを通じて、ブロードリーフは顧客のデジタル化を支援し、業務効率化と経営改革を推進しています。

経営方針

ブロードリーフは、モビリティ産業を中心に、幅広い業界に対してクラウドサービスやパッケージシステムの提供を行っている企業です。同社は、「感謝と喜び」を企業理念に掲げ、お客様と共に繁盛するビジネスを進め、社会課題の解決にも努めています。AIを活用した自動運転や電気自動車など、変革期にあるモビリティ産業のニーズに迅速かつ柔軟に対応するため、Broadleaf Cloud Platformの拡大を推進し、デジタル化支援を通じて経営・業務改革を強化しています。

2022年2月9日に発表された2022-28年の中期経営計画では、「クラウドの浸透」と「サービスの拡張」を2つの成長戦略として掲げています。主力クラウドサービス『.cシリーズ』の更なる浸透と、多様なサービスの組み合わせにより、お客様の業務を総合的にサポートし、経営・業務改革の支援を実現していく方針です。これらの成長戦略は、「2つのDX」の観点から推進されており、一つはお客様のデジタルトランスフォーメーションを促進し、もう一つは同社グループ内でのデータエクスチェンジャーとしての機能強化を目指しています。

また、ブロードリーフはSDGsに代表される環境・社会課題の解決に向けた取り組みも強化しており、クラウド化の促進、新しい働き方への移行支援、自動車部品受発注ビジネスの浸透・eコマースビジネスの展開、データを活用したサービスの創出など、様々な施策を通じて中長期的な企業価値の向上を図っています。これらの取り組みは、同社が直面する経営環境の変化に対応し、持続可能な成長を目指す戦略の一環です。