串カツ田中ホールディングス 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 171億2400万 円
銘柄コード 3547(市場第一部(内国株))

串カツ田中は東京五反田に本社をおく企業。
1998年、貫啓二氏が個人事業として飲食業を創業し、KGバーを開店。2002年ケージーグラッシーズ有限会社として設立。
2004年京料理みな瀬、2008年串カツ田中世田谷店(直営店1号店)を開店。その後は串カツ田中の店舗を増やし2016年東証マザーズに上場。
串カツ田中の「田中」は副社長田中洋江氏の父、田中勇吉氏の串カツのレシピを受け継いだことに由来。


事業内容とビジネスモデル

沿革・会社概要

串カツ田中は東京都品川区東五反田に本社を置く外食チェーン企業。1998年、貫啓二(ぬき・けいじ)氏が個人事業として飲食業を創業し、『KGバー』を開店。2002年ケージーグラッシーズ有限会社として設立。2004年京料理『みな瀬』、2008年『串カツ田中 世田谷店(直営店1号店)』をオープン。その後は『串カツ田中』の店舗を増やしていき、2016年東証マザーズに株式上場を果たす。

『串カツ田中』の「田中」は副社長田中洋江氏の父、田中勇吉氏の串カツのレシピを受け継いだことに由来する。

事業内容

串カツ田中ホールディングスは、全国1,000店舗体制を構築し、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化にすることを目標とし、飲食事業として『串カツ田中』いう外食店舗(居酒屋)を全国規模で展開している。

『串カツ田中』の成り立ち・コンセプト

串カツは、大阪の伝統的なB級グルメである。大阪の下町で昔から愛されてきた串カツは、それぞれの家庭や店が秘伝の味を守ってきた。串カツ田中グループの味は、串カツ田中ホールディングス取締役副社長田中洋江が父親の田中勇吉(故人)から受け継いだ田中家の味を大阪の西成から東京に持ってきたものである。

串カツ田中ホールディングスでは、串カツのルールである「ソースの二度づけ禁止」をはじめ、大阪伝統の味、大阪の食文化を提供している。串カツ田中グループの目標は、全国1,000店舗体制を構築することである。 ブームに影響されない店、永く顧客に愛される店を作り、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化とすることを目指している。

経営方針

串カツ田中グループは、「串カツ田中」の単一ブランドでのチェーン展開を経営方針としている。 長期的には全国1,000店舗体制を構築し、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化とすることを目標とし、顧客満足度の追求とさらなる企業価値の向上に尽力していく。併せて、顧客及び株主等のステークホルダーの利益最大化の実現に努めていく。

また、串カツ田中グループが重要視している経営指標は、売上高、経常利益及び経常利益率である。持続的な成長のため、既存店売上高を維持し、新規出店を継続するとともに、経営効率の向上に努めていく。

経営環境・対処すべき課題

外食産業を取り巻く環境は、世界的な景気後退を背景とした生活防衛意識の高まりによる外食機会の減少や低価格競争の激化等により、今後も厳しい状況が継続するものと想定される。こうした状況を踏まえて串カツ田中グループでは、5つの課題を設定し、重点的に取り組んでいく。

既存店売上の維持向上

外食産業は、個人消費の動向に影響を受けやすく、また参入が比較的に容易であることから、企業間競争は激化する傾向にある。その中で串カツ田中グループは、大阪伝統の味串カツ、そして接客サービスにこだわ り、他社と差別化することで店舗収益を確保している。今後も商品・サービス・クリンリネス(清潔さ)をブラッシュアップするとともに、大阪伝統の串カツを地域社会に浸透させることにより、店舗収益力の維持、向上を図っていく方針である。

新規出店の継続、出店エリアの拡大

串カツ田中グループは、「串カツ田中」を主に首都圏において展開している。引き続き、新たな収益獲得のため、新規出店を継続し、出店エリアの拡大を図っていく。そのために、物件情報の取得及び物件開発の人員確保等、社内体制の強化に取り組んでいく。

衛生・品質管理の強化、徹底

外食産業においては、食中毒事故の発生や偽装表示の問題等により、食材の安全性に対する社会的な要請が強くなってきている。串カツ田中グループの各直営店舗及びフランチャイズの各店舗では、衛生管理マニュアルに基づく衛生・品質管理を徹底している。併せて定期的に本社人員による店舗監査、食品工場への監査、外部機関による店舗調査、衛生検査等を行っている。今後も法令改正等に対応しながら衛生・品質管理体制のさらなる強化を図っていく方針である。

人材採用・教育強化

串カツ田中グループの他社との差別化の源泉は接客サービスであり、今後の成長には、優秀な人材の確保が必要不可欠であると考えている。串カツ田中グループの企業理念を理解し、賛同した人材の採用・定着を最重要課題とし、人材 の確保に積極的に取り組んでいく。また、従業員満足を実現することが、その先の顧客満足を生み出すと考え、人事戦略として、従業員が笑顔で楽しくやりがいを感じて働ける環境を整備していく。

経営管理体制の強化

串カツ田中グループは、企業価値を高め、信頼され、支持される企業となるために、コーポレート・ガバナンスへの積極的な取り組みが不可欠であると考えている。そのため、さらなる企業規模の拡大の基盤となる経営管理組織を拡充し、組織体制の最適化、内部監査体制の充実及び全従業員に対しての継続的な啓蒙、教育活動を行っていく方針である。


2019年11月期 有価証券報告書(提出日:2020年2月27日)