インテル・コーポレーション 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 2013億1650万 ドル
銘柄コード INTC(NASDAQ)

インテルコーポレーションは米国カリフォルニア州サンタクララに本社をおくテクノロジー企業。1968年にフェアチャイルド・セミコンダクター社を退職したロバート・ノイスやゴードン・ムーアらにより設立。アンドリュー・グローブもすぐ入社。1971年に世界初のマイクロプロセッサー 「4004 マイクロプロセッサー」を発表。1992年以来、世界トップの半導体メーカー。社名の由来は「集積されたエレクトロニクス」。


事業内容とビジネスモデル

概要

インテル・コーポレーション(Intel Corporation)は米国カリフォルニア州に本拠を置く、テクノロジー企業。 1968年設立。PC中心の企業からデータ中心の企業へと変革しており、ワークロードを最適化したソリューションは、幅広い顧客のプロセス、移動、保存を支援するように設計されている。データの急激な増加は、コンピューティングを再形成し、インテルの機会を拡大しているという。

インテルは、顧客の成功においてより大きな役割を果たすためにデータ駆動型の技術の活用をリードするために投資している。これらには、AIの台頭、ネットワークの変革、モノのインターネットで出現するインテリジェントエッジ、自動運転などがある。インテルの野心はかつてないほど大きく、地球上のすべての人の生活を豊かにする世界を変えるテクノロジーを生み出すことだという。

ビジネスモデル・売上構成

インテルの事業は「データセンター事業(Data Center Group)」「IoT事業(Internet of Things)」「不揮発性メモリソリューションズ事業(Non-Volatile Memory Solutions Group)」「プログラマブル・ソリューションズ事業(Programmable Solutions Group)」「クライアントコンピューティング事業(Client Computing Group)」から構成されている。

データセンター事業(Data Center Group)

クラウド、エンタープライズ、および通信インフラストラクチャ市場セグメント向けに設計された、ワークロードに最適化されたプラットフォームおよび関連製品が含まれる。

IoT事業(Internet of Things)

小売、産業、スマートインフラストラクチャ、ビジョンなどの市場セグメントの対象となる垂直市場および組み込みアプリケーション向けの高性能コンピューティングソリューションが含まれてる。

不揮発性メモリソリューションズ事業(Non-Volatile Memory Solutions Group)

主にSSDで使用されるインテル®Optane™テクノロジーやインテル®3DNANDテクノロジーなどのメモリおよびストレージ製品が含まれる。

プログラマブル・ソリューションズ事業(Programmable Solutions Group)

プログラム可能な半導体、主にFPGAと構造化ASIC、および通信、クラウドとエンタープライズ、および組み込み市場セグメント向けの関連製品が含まれる。

クライアントコンピューティング事業(Client Computing Group)

エンドユーザーのフォームファクター向けに設計されたプラットフォームが含まれ、2-in-1、薄型軽量、商用およびゲームのより高い成長セグメント、および接続、グラフィックス、メモリなどの成長する隣接関係に焦点を当てている。

事業戦略

データは社会の原動力となっている。インテルの顧客は、データを実用的な洞察、驚くべき体験、運用効率に変えるソリューションを求めている。インテルプラットフォームは、これらのソリューションの基盤を提供する。

これは、データセンターからエッジまでをカバーするデータ中心のテクノロジーのポートフォリオを開発し、顧客の成功において差別化され成長する役割を果たすことを可能にしているからだという。

ムーアの法則は、50年以上前にインテルの共同創設者であるゴードンムーアによって予測された経済学の法則であり、戦略的な優先事項であり、差別化要因であり続けている。インテルは、シリコン製造技術とプラットフォームに多大な投資と革新を行っている。

独自のテクノロジーにより、進化する顧客ニーズに対応する製品とプラットフォームを統合し、サービスを提供する市場を拡大することができるという。 しかし、最高の半導体を作るには、最高の製造プロセス技術以上のものが必要だ。

製品のリーダーシップは、プロセステクノロジーとパッケージング、アーキテクチャ、メモリ、相互接続、セキュリティ、ソフトウェアという6つのエンジニアリングの柱全体で最適化するインテルの能力によって定義される。 これらの6本の柱により、さまざまな新しいワークロードの機会(CPU、GPU、AIアクセラレーター、FPGAなど)に独自に対応できるxPUプラットフォームに重点を置いて、製品イノベーションを加速している。 これらの革新的な取り組みにより、CPUを超えて顧客の成功に貢献する製品を提供する。

インテルは製品の大部分を自社施設で製造しており、IDMとしてシリコン製造技術とプラットフォームに多大な投資を行っている。インテルは、幅広いシリコン製造および設計エコシステムと協力して設計効率を向上させることにより、IDMの立場を強化することに重点を置いている。

これには、特定のコンポーネントに対するサードパーティの設計IPおよびファウンドリの戦略的使用の増加など、差別化技術に焦点を当てることができる。 また、顧客に最適なソリューションを提供できるよう、将来のプロセスノードの設計ルールを大幅に削減するなど、イノベーションを加速するための設計の簡素化も追求している。

テクノロジー業界の変革をリードする

インテルの戦略は、根本的に変化するコンピューティングと通信である主要な技術の活用を先導することだ。

今日見られる変化の最も重要な要因は、AI、5Gへの移行を先導するネットワークの変革、インテリジェントエッジの台頭だ。インテルのテクノロジーにより、クラウド内の大規模で複雑なアプリケーションから、自動運転車やエッジの小さな低電力デバイスまで、顧客がより速く移動し、より多くを保存し、すべてを処理できるようになる未来が見える。

AIは、お客様がビッグデータを理解してその可能性を引き出すのに役立つ。インテルは、AIでのコンピューティング、ストレージ、送信、チューニングをサポートする幅広い機能を提供するハードウェアテクノロジーとソフトウェアテクノロジーの組み合わせを提供している。

AIハードウェアに対してマルチアーキテクチャアプローチを採用した。インテル®Xeon®プロセッサーは分析とAIの基盤を提供し、OpenVINO™ツールキットのようなソフトウェアはソリューションの導入を大幅に簡素化する。インテル®FPGAにより、顧客はモデルの主要なAI推論パフォーマンスにアクセスできる。

同様に、インテル®Nervana™ニューラルネットワークプロセッサーとインテル®Movidius™Myriad™VPUはAI向けに設計されており、ヘルスケアから自動運転、顔認識まで、幅広いアプリケーションにおける革新のための多様なアプローチをサポートしている。

HabanaのGaudi * AIトレーニングプロセッサーとGoya * AI推論プロセッサーは、プログラミングが容易な開発環境を提供し、コンピューティング、メモリ、接続に対する需要の高まりとともにAIワークロードが進化し続けるにつれて、ソリューションを展開して差別化できるようにする。

5Gへの移行とネットワークのクラウド化1によってもたらされる機会についてインテルは楽観的だ。 5Gコネクティビティはすべてのビジネスセクターの産業を変革し、インテル全体の戦略的優先事項であり続ける。インテルはエコシステムや垂直産業パートナーと協力して、5G標準とソリューションの定義、プロトタイプ作成、テスト、および提供を行っている。

インテルのチームは、5Gネットワ​​ークインフラストラクチャと貴重なIPポートフォリオをサポートするように設計された製品を開発した。 5Gスマートフォンモデムビジネスからの撤退により、5Gの取り組みは、ネットワークインフラストラクチャおよびその他のデータ中心の機会に焦点を当てている。

インテルはADAS向けに自動車業界をリードするソリューションを提供し、より高いレベルの自律性を追求するリーダーシップを構築し続け、リアルタイムのクラウドソースマッピングのための道路体験管理、および自律車両安全のための責任感応安全モデルを開発する。

データの急増により新しい機会が生まれるとき、インテルは製品のリーダーシップと深い技術的専門知識を活用して顧客により多くの価値をもたらす他のサービスモデルを評価し続ける。

新しいデータの世界をリードするエンドツーエンドのプラットフォームプロバイダーになる

顧客は、より速く移動し、より多くを保管し、すべてを処理することを可能にするソリューションを提供するエンドツーエンドの機能をインテルに求めている。

顧客のハイパフォーマンスコンピューティングに対するニーズに応えて、インテル®Xeon®プロセッサーの最適化への投資を続けている。 インテル®QLC 3D NANDテクノロジーとインテル®Optane™メモリーを含む革新的なメモリーとストレージソリューションの開発を続け、世界最高クラスのパフォーマンスを提供し、クラウドワークロードの総所有コストを削減するように最適化されたデータセンター製品を提供する。

FPGAの進歩により、次世代データセンターの変化する需要を効率的に管理し、新しいアプリケーションのパフォーマンスを加速できる。

オペレーションエクセレンスへの無慈悲なほどの注力

データ中心の企業への転換の根底にあるのは、運用の卓越性と効率性への絶え間ない焦点だ。 この焦点には、成長率の低い投資や活動の排除、日常的なプロセスや活動の簡素化と自動化が含まれる。 これらの取り組みは製品設計プロセスにも及び、設計の複雑さを軽減して効率を向上させ、品質を向上させるよう努めている。

これらの改善により、コア業務の規模を拡大し、安定した費用効果の高いプラットフォームを提供して、新製品の設計、開発、提供への追加投資をサポートすることができる。 オペレーショナルエクセレンスは、「ビッグベット」投資を通じてTAMの拡大に資金を提供するのに役立つ。


参照 Form 10-K(提出日:2020年1月23日)