Adobe Systems Incorporated 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 2210億4892万8740 ドル
銘柄コード ADBE(NASDAQ)

Adobe Systems(アドビ・システムズ)は米国カリフォルニア州サンノゼに本社をおくテクノロジー企業。
ジョン・ワーノックとチャールズ・ゲシキーによって1982年に創業。
デジタルメディア事業、デジタルマーケティング事業などを展開。デジタルメディア事業では「Adobe Photoshop」や「Adobe Illustrator」などを提供。
パッケージソフトからSaaSへの転換を進めている。

1982年に設立されたAdobeは、世界最大かつ最も多様なソフトウェア企業の1つだ。

パーソナルコンピューター、デバイス間で魅力的なコンテンツとエクスペリエンスを作成、管理、配信、測定、最適化、エンゲージメント、および取引するために、クリエイティブプロフェッショナル、マーケティング担当者、ナレッジワーカー、学生、アプリケーション開発者、企業、およびコンシューマーが使用する一連の製品とサービスを提供する。

Adobeの製品とサービスは、営業部門と現地の現地事務所を通じて企業の顧客に直接販売している。製品は、App Storeとウェブサイト(www.adobe.com)を通じてエンドユーザーにライセンスを供与される。

Adobeは、サービスとしてのソフトウェア(「SaaS」)モデルまたはマネージドサービスモデル(どちらもホステッドまたはクラウドベースと呼ばれる)、および定期購読とペイパーユースを通じ、多くの製品を提供している。

ディストリビューター、付加価値再販業者(「VAR」)、システムインテグレーター(「SI」)、独立系ソフトウェアベンダー(「ISV」)、小売業者、ソフトウェア開発業者、相手先ブランド供給業者(「 OEM」)、ハードウェアメーカー、ソフトウェア開発者、およびサービスプロバイダーが自社の製品やソリューションで使用できるように、テクノロジのライセンスを供与している。

Adobe製品は、製品に応じて、パーソナルコンピュータとサーバーベースのコンピュータ、およびスマートフォン、タブレット、その他のデバイスで動作する。南北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ(「EMEA」)、およびアジア太平洋(「APAC」)で事業を展開している。

アドビは、1983年10月にカリフォルニア州で設立され、1997年5月にデラウェア州で再設立された。エグゼクティブオフィスと主要施設は、カリフォルニア州サンホセの345 Park Avenueにある。

事業内容

35年以上にわたり、アドビのイノベーションは、個人、チーム、企業、政府が印刷物やオンラインで構成員と関わり、対話する方法を変革してきた。

顧客が合理化されたワークフローで最も説得力のあるエクスペリエンスを作成および提供し、投資収益率を高めるためにそれらのエクスペリエンスを最適化するのを支援する。

Adobeのソリューションは、メディアやデバイスをまたいで、いつでもどこでも、通常のやり取りを価値あるデジタル体験に変える。 引き続き製品、サービス、ソリューションの幅広いポートフォリオを提供しているが、投資は2つの戦略的成長分野に集中している。

デジタルメディア

個人、チーム、企業がコンテンツをどこでも作成、公開、宣伝できる製品、サービス、ソリューションを提供する。顧客には、写真家、ビデオエディター、グラフィックおよびエクスペリエンスデザイナー、アプリケーションおよびゲーム開発者などのクリエイティブプロフェッショナルが含まれる。

コンテンツクリエーター、学生、マーケティング担当者、ナレッジワーカーなどのコミュニケーター、消費者。これは何十年にもわたって提供してきたものの中核であり、ビジネスモデルを進化させて、あらゆるタイプのプロジェクトのあらゆるデバイスで、いつでも、どこでも、あらゆるクリエイティブな可能性に到達できるようにする幅広い柔軟なソリューションを提供している。

デジタル通信における最近の技術トレンドは、デジタルメディアにおけるアドビに大きな市場機会を提供し続けている。

クリエイティブプロフェッショナルから学生やナレッジワーカー、没入型のコンテンツやエクスペリエンスデザイナーまで、誰もが語るストーリーがあり、増え続けるキャンバスでそれらのストーリーを語る必要がある。

デジタルコンテンツの作成と消費の速度が絶えず成長している今日の世界では、デザインと創造性はこれまで以上に関連性がなく、顧客は魅力的なオンライン体験で需要を満たす方法を探している。

アドビは、サブスクリプションでライセンスされるクラウドベースのサービスに焦点を当てることで、すべてのプラットフォームとデバイスにわたるクリエイティブプロセスを加速し、コミュニティとの関与を深め、長期的な収益の成長を加速するイノベーションで、この機会を利用する強力な立場にある。

デジタルメディアビジネスの主力は、Adobe Creative Cloudだ。

これは、サブスクリプションサービスであり、メンバーはデスクトップ、Web、モバイルデバイス全体でクラウド配信サービスと統合されたアドビのクリエイティブ製品を使用できる。 Creative Cloudメンバーは、Photoshop、Illustrator、Premiere Pro、Lightroom、InDesign、Adobe XD、その他多くのクリエイティブアプリケーションなどのクリエイティブ製品の最新バージョンをダウンロードしてアクセスできる。

リーチを拡大し、お客様のニーズに応える方法を改善するために、これらのサービスのさまざまな組み合わせを作成する。たとえば、Adobe Lightroom Mobileなどの無料および有料のティアを備えたアプリケーションを作成して、フランチャイズに新しい顧客をもたらし、フットプリントを拡大している。

さらに、メンバーは、アドビのユーザーコミュニティによって作成された組み込みのテンプレートとプリセットにアクセスして、デザインをすばやく開始したり、インタラクティブなチュートリアルを段階的に進めたりして、スキルを磨き、すばやく習得できる。

Creative Cloudを通じて、メンバーはオンラインサービスにアクセスして、ユーザーのデバイス間でファイルを同期、保存、共有し、Adobe StockおよびBehanceサービス内のマーケットプレイス、ソーシャルおよびコミュニティベースの機能にアクセスし、アプリとWebサイトをすべて手頃なサブスクリプション価格で作成できる。

アドビは、Adobe Creative Cloudを使用してクリエイティブプロセスを再定義し続け、顧客が作成、コラボレーション、インスピレーションを得るために必要なすべてを入手できるようにしている。

戦略の一部は、デジタル体験の設計と配信を劇的に改善するための独自のフレームワークと一連のインテリジェントサービスであるAdobe Senseiだ。 Adobe Senseiは、アドビの膨大なコンテンツとデータ資産、およびクリエイティブ、マーケティング、ドキュメントセグメントにおける深いドメインの専門知識を、統合人工知能(AI)および機械学習フレームワーク内で活用して、顧客が隠れた機会を発見し、面倒なプロセスを削減できるようにする。すべての顧客に関連する体験を提供する。

Adobe Creative Cloudは、アーティスト、デザイナー、開発者、学生、管理者、ナレッジワーカー、マーケティング担当者、教育者、愛好家、消費者などのクリエイティブプロフェッショナルのニーズに対応する。顧客は、コンテンツの作成、デザイン、ビデオとアニメーションの制作、モバイルアプリとゲームの開発、ドキュメントの作成とコラボレーションのために製品を利用している。

クリエイティブ製品のエンドユーザーは、大規模なパブリッシャー、メディア企業、グローバル企業から小規模なデザインエージェンシーや個々のフリーランサーまで、あらゆる規模の企業で働いている。さらに、クリエイティブ製品は、ビデオ、アニメーション、モバイル、広告コンテンツなど、人々が毎日見て、読んで、やり取りする印刷されたオンライン情報の多くを作成するために使用される。

音声ベースのプロトタイピング、洗練されたコンテンツ作成ツール、3D、拡張現実、バーチャルリアリティ、ユーザーエクスペリエンスデザインなど、デバイスやプラットフォーム全体で新たなカテゴリのコンテンツ作成に対処するための新しい製品、機能、サービスを導入した。

デジタルエクスペリエンス

アドビエクスペリエンスクラウドを通じて、包括的な統合プラットフォームと一連のアプリケーションとサービスを提供する。

これにより、企業やブランドは、広告から商取引に至る顧客のエクスペリエンスを作成、管理、実行、測定、収益化、最適化できる。顧客には、マーケティング担当者、広告主、代理店、パブリッシャー、マーチャンダイザー、マーチャント、Webアナリスト、データサイエンティスト、開発者、マーケティング担当役員、情報管理および技術担当役員、製品開発担当役員、販売およびサポート担当役員が含まれる。

アドビエクスペリエンスクラウドを支えるのはアドビエクスペリエンスプラットフォームで、企業やブランドにリアルタイムで顧客プロファイルを提供するカスタマーエクスペリエンス管理のためのオープンで拡張可能なプラットフォームを提供し、顧客の深い洞察とパーソナライズされたデジタルエクスペリエンスをミリ秒単位で提供する。

デジタルメディアビジネスの創造性とデジタルエクスペリエンスサービスの科学を組み合わせることで、エンドツーエンドのワークフローとフィードバックループを使用して、チャネルおよびデバイス全体でお客様のコンテンツをより効率的かつ効果的に作成、管理、測定、収益化できるようにする。

Adobeは、デジタルエクスペリエンスを通じて世界を変えることを使命とするデジタルメディア市場とデジタルエクスペリエンス市場の両方のリーダーであるという独自の立場にある。これらの各分野の製品を統合することにより、顧客は、他のどの会社も現在提供していない包括的なソリューションとサービスのスイートを利用できるという。

さらに、魅力的なコンテンツの作成、管理、配信、測定、最適化を含むお客様のワークフロー全体でイノベーションと生産性の向上を提供するAdobeの能力は、顧客がデジタルエクスペリエンスの提供に投資し続けるため、アドビを有利に位置付けている。