エイチ・アイ・エス 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 1233億4200万 円
銘柄コード 9603(市場第一部(内国株))

株式会社エイチ・アイ・エスは東京都新宿区に本社を置く企業。1980年エイチ・アイ・エスの前身である株式会社インターナショナルツアーズを設立。1981年他社主催旅行の販売開始。1985年初の海外支店として、香港支店オープン。1990年株式会社エイチ・アイ・エスに社名を変更。航空会社「スカイマークエアラインズ」設立発表(※現在はグループ外)。ホテル事業として「The Watermark Hotel,Gold Coast」(現Hotel Watermark)をオープン。2004年東証一部株式上場。2016年電力小売事業開始。

沿革・会社概要

株式会社エイチ・アイ・エスは東京都新宿区に本社を置く企業。1980年、澤田秀雄氏がエイチ・アイ・エスの前身である株式会社インターナショナルツアーズを設立。1981年他社主催旅行の販売開始。1985年初の海外支店として、香港支店オープン。1990年株式会社エイチ・アイ・エスに社名を変更。航空会社「スカイマークエアラインズ」設立発表(※現在はグループ外)。ホテル事業として「The Watermark Hotel,Gold Coast」(現Hotel Watermark)をオープン。2004年東証一部へ株式上場を果たす。2016年には電力小売事業にも参入した。

事業内容

株式会社エイチ・アイ・エスグループは、株式会社エイチ・アイ・エス、子会社186社及び関連会社25社により構成されている。「旅行事業」、「ハウステンボスグループ」、「ホテル事業」、「九州産交グループ」、「エネルギー事業」、「その他事業」の6セグメントを展開する。連結売上高では、旅行業が約9割を占めている。旅行、テーマパーク、ホテル、エネルギー、地方創生の事業領域を中核とする。

旅行事業

「旅行事業」では、旅行事業(海外旅行及び国内旅行)及びその他付帯事業を行っている。HAWAII HIS CORPORATION、H.I.S. EUROPE LIMITED等、計139社が本事業を展開している。

ハウステンボスグループ

「ハウステンボスグループ」では、長崎佐世保市及び愛知県蒲郡市においてテーマパークの所有及び運営を行っている。関係会社は、ハウステンボス、ラグーナテンボスをはじめとする計13社だ。

ホテル事業

「ホテル事業」では、日本、台湾、アメリカ及びインドネシア等においてホテル事業及びその付帯事業を行っている。H.I.S.ホールディングス、ウォーターマークホテル長崎等、計18社が本事業を展開している。

九州産交グループ

「九州産交グループ」は、九州産業交通ホールディングスを持株会社とする、九州産業交通ホールディングスグループの事業であり、自動車運送事業、不動産賃貸業等を行っている。関係会社は、九州産業交通ホールディングスをはじめとする計19社だ。

エネルギー事業

「エネルギー事業」では、電力、小売事業、再生可能エネルギー等新規電源の開発及びその他付帯事業を行っている。本事業は、2018年度より報告セグメントに追加されており、宮城県角田市にバイオマス発電所を建設するなど、事業の拡大を図っている。関係会社は、H.I.S.エネルギーホールディングス、H.I.S. SUPER電力、HTBエナジー等の計4社だ。

その他の事業

「その他の事業」では、エイチ・アイ・エス損害保険が海外旅行保険を中心とした損害保険業務を、エス・ワイ・エスが客室予約システムの開発・運営及びその付帯事業を行っている。その他17社が関係会社となる。

経営方針

エイチ・アイ・エスグループは「自然の摂理にのっとり、人類の創造的発展と世界平和に寄与する」という企業理念を掲げている。その企業理念のもと、旅行のみならず様々な事業を通じて、常に変化・発展し続ける企業として、世界の平和に貢献できる新しいビジネスモデルの構築を目指している。

経営指標

主な経営指標としては、全社及び各事業の売上高、営業利益及び経常利益、並びにその成長率を挙げている。旅行事業においては、顧客からの支持の指標である取扱人数並びに取扱額シェアを重視し、拡大する世界の旅行需要を取り込み確固たる地位を築くため、継続的な成長及び収益性の向上を目指している。

経営戦略

エイチ・アイ・エスグループは、既存の中核事業である旅行、テーマパーク、ホテル、エネルギー、地方創生などの事業領域に加え、新たな価値創造を目指して成長領域への積極的な展開を推し進めていく方針だ。グローバル目線での事業拡大を推し進めるとともに、グローバル事業を担う人材の育成も行っていくとしている。

対処すべき課題

エイチ・アイ・エスグループは対処すべき課題として以下の3つを掲げている。

顧客満足追求と安全な商品の提供

世界中で信頼され、顧客からの支持が得られるグローバル企業になるためには、快適で安全・安心なサービスの提供が不可欠だという。そこで、エイチ・アイ・エスグループは、独自で保有する世界ネットワークインフラを最大活用し、新たな体験価値の創造や、充実したサービスの提供を図る。その上で、今後も安全、安心、高品質な商品やサービス、情報の提供に努めていくとしている。国内外においてサービスレベルの向上を図ることで、世界中の顧客に喜ばれ、支持を得られるよう取り組んでいく。

グローバル化への対応

世界中では、新たなビジネスやサービスが生み出されている。その中で、エイチ・アイ・エスグループは今後の新しい事業領域への進出や既存ビジネスのさらなる発展を加速させるため、グローバル目線での事業拡大の推進、グローバル事業を担う人材の育成を行っていく。

次なる経営体制の構築

持続可能な成長を遂げるため、既存の事業領域に加えて新たな価値を創造すべく新規領域への積極的な展開を推進するとしている。そこで、エイチ・アイ・エスグループは、事業の多角化に適した次世代の経営体制を構築していく方針だ。

2019年10月期 有価証券報告書(提出日:2020年1月30日)