事業内容
キューブシステム及びその子会社3社は、ITを駆使して顧客のビジネスモデルの変革を促し、経営環境の急速な変化に対応するシステムソリューション・サービスを提供しています。同社グループは、システムソリューション・サービスを唯一の事業としており、その事業領域を「システムインテグレーション・サービス」「システムアウトソーシング・サービス」「プロフェッショナル・サービス」という3つの品目に区分しています。
システムインテグレーション・サービスでは、顧客の要望に応じたシステムの設計から構築、導入までを一貫して手掛けます。システムアウトソーシング・サービスでは、顧客のシステム運用や保守を代行し、安定したシステム環境を提供します。プロフェッショナル・サービスでは、IT技術やビジネスに関する専門的な知識を活用し、顧客の課題解決を支援します。
これらのサービスを通じて、キューブシステムは顧客の情報化サイクルに対応し、ビジネスモデルの変革や経営環境の変化への対応を支援しています。同社グループは、これらの事業を通じて、顧客企業の成長と発展に貢献しています。
経営方針
キューブシステムは、経済・社会のインフラを支える基幹産業として、顧客の競争力強化と情報社会の発展に貢献することを使命としています。同社は「顧客第一主義」を基本方針とし、全ての判断基準を顧客にとっての価値に置き、顧客の視点で思考することを基本としています。また、「重点主義」により、経営資源を最重要事項に集約し、「総員営業主義」を掲げ、全社員が自立したビジネスパーソンとして社業発展に邁進しています。
中期経営計画「VISION 2026」では、2021年から2023年度までの第1次中期経営計画において、ROE13%以上、連結営業利益率9.0%、従業員一人当たりの連結売上高23,000千円を目標としています。これらの指標を重視し、目標達成に向けて業務の効率化と教育研修の充実を図り、生産性・収益性の向上に取り組んでいます。
「VISION 2026」においては、デジタルビジネス、SIビジネス、エンハンスビジネスの3つのビジネスモデルを強化推進する方針としています。デジタル技術を活用した企画型ビジネス、システムの企画から導入までを行うSIビジネス、およびシステムの性能や品質を向上させるエンハンスビジネスを通じて、新たな事業創出と顧客のビジネス変革を支援しています。
2021年度から2023年度までの第1次中期経営計画では、新たなビジネスへの変革と成長を盤石なものにするために、制度設計や事業推進上の体制整備に注力し、事業成長の基盤を確立しています。2024年度から2026年度までの第2次中期経営計画では、第1次中期経営計画で確立された基盤を活かし、エンハンスビジネスでの圧倒的な生産性による収益の確保と、デジタルビジネスおよびSIビジネスでの飛躍的な事業成長を目指しています。