日本の新たな成長戦略の核として、長期的な研究開発に基づく革新技術「ディープテック」への期待が高まっています。かつて大学や大企業の研究室の領域であった先端技術は、今やスタートアップが社会実装の主役として躍り出ました。 この背景には、労働人口減少によるインフラ老朽化や物流問題、世界的な高齢化といった、既存の仕組みでは解決困難な社会課題の深刻化があります。さらに、経済安全保障の観点から、国家の競争力を左右する先端技術の国内確保は喫緊の課題です。 本稿では、こうした大きな潮流の中で、人機一体のサイバニクス、インフラを支える国産ドローン、そして民間主導で加速する宇宙開発といった、特に注目すべき分野を取り上げます。これらの分野で独自の技術を武器に巨大な市場を切り拓こうとする企業群について、その戦略とポテンシャルを分析します。 “サイバニクス”で人機一体の未来を創る「CYBERDYNE」
2023年11月はにわかに新規上場承認ラッシュとなった。 11月8日に承認されたアウトルックコンサルティングから、24日承認のyutoriまで、公になったものは13社。10月が5社、9月が7社だったことから考えても、なかなかの数である。 一部の企業については既に記事として紹介しているが、カバーしきれなかった企業も多い。そこで今回は、既に扱った以外の企業から、新たに上場承認がおりた企業の事業と業績を紹介する。