ユー・エス・エス 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 5325億2500万 円
銘柄コード 4732(市場第一部(内国株))

株式会社ユー・エス・エスは愛知県東海市に本社をおく企業。1980年10月に設立された「愛知自動車総合サービス株式会社」が前身。1982年、初の常設現車会場として名古屋会場をオープン、出品台数255台で第1回オートオークションを開催。1999年名証二部、2000年には東証一部に上場。中古車オークションにいち早くIT(情報技術)を導入し、衛星TVやオンラインによるオートオークションを実現。


事業内容とビジネスモデル

沿革・会社概要

株式会社ユー・エス・エスは、愛知県東海市に本社を置く、国内最大手の中古車オークション運営をする企業。名古屋市で中古車卸売業を営んでいた服部太氏が「名古屋に常設のオークション会場を作りたい」との一念で1980年に株式会社ユー・エス・エスの前身である愛知自動車総合サービス株式会社を設立。

1995年3月、商号を株式会社ユー・エス・エスへ変更。1996年1月株式会社ユー・エス・エス東京を吸収合併。1999年9月、名古屋証券取引所市場第2部に株式上場。2000年12月東京証券取引所市場1部へ株式上場、名古屋証券取引所市場1部へ変更。2008年1月USS東京会場で同時10レーン・セリ・システムを導入。2017年2月、USS東京会場で同に12レーン・セリ・システムを導入。

事業内容

株式会社ユー・エス・エスグループは、子会社10社及び関連会社4社で構成されており、オートオークションを中心に事業を行っている。子会社や関連会社において、中古車販売事業や廃車等のリサイクル事業、オートオークション会員向けに金融サービス等、オートオークション事業に関連する事業を展開している。

オートオークション(ユー・エス・エスを含む9社)

「オートオークション事業」は、中古車取扱事業者を会員とするオートオークションの運営、中古二輪車取扱事業者を会員とするバイクオークションの運営、衛星TV回線およびインターネットによるオートオークション接続サービス、中古自動車情報サービスの提供、オートオークションの出品車・落札車の陸送取次、オートオークション会員向け金融サービスの提供を主な事業としている。

ユー・エス・エスおよび連結子会社である株式会社ジェイ・エー・エーおよび株式会社HAA神戸は、中古自動車取扱事業者を会員とするオートオークションを運営している。また、ユー・エス・エスは衛星TV回線およびインターネットを通じたオートオークション接続サービスならびに中古自動車情報サービスを行っている。

連結子会社である株式会社ユー・エス物流は、オートオークションの出品車・落札車の陸送取次および出品車引廻しを行っている。

連結子会社である株式会社USSサポートサービスは、オートオークション会員向けに金融サービス等を行っている。

連結子会社である株式会社ジャパンバイクオークションは、中古二輪車取扱事業者を会員とするバイクオークションを運営している。

関連会社であるPT.JBA Indonesiaはインドネシア国内において、JBA Philippines,Inc.(開業準備中)はフィリピン国内において、中古二輪車取扱事業者を会員とするバイクオークション等を運営(予定)している。

関連会社であるSBIオートサポート株式会社は、オートローン事業を行っている。

中古自動車等買取販売(2社)

「中古自動車等買取販売事業」は中古自動車および事故現状車の買取販売を主な事業としている。

連結子会社である株式会社ラビット・カーネットワークは、中古自動車の買取販売事業を行っている。連結子会社である株式会社リプロワールドは、事故現状車の買取販売事業を行っている。

その他(ユー・エス・エスを含む5社)

「その他」事業には、報告セグメントに含まれない廃自動車等のリサイクル事業や中古自動車の輸出手続代行サービス事業等が含まれる。

連結子会社である株式会社アビヅは、廃自動車等のリサイクル事業を行っている。

連結子会社である株式会社SMARTは、設備・プラント処分元請事業を行っていいる。

連結子会社である株式会社USSロジスティクス・インターナショナル・サービスは、中古自動車の輸出手続代行サービスを行っている。

その他、ユー・エス・エスは太陽光発電システムによる売電事業およびレンタカー事業を行っている。関連会社である株式会社プラ2プラは、再生プラスチックの生産および販売事業を行っている(なお、株式会社プラ2プラのすべての株式は、2020年5月28日付けで売却済)。

経営方針

『Challenge to Next Stage』ーUSSは中古車物流業界をリードする総合企業に変わりますー

経営戦略

株式会社ユー・エス・エスグループは、会社の経営の基本方針に『Challenge to Next Stage』を掲げ、5つの重点課題に取り組み、中古車物流業界をリードする総合企業を目指している。

社会に貢献できる中古車物流総合企業を目指します

最新の技術を開発・導入することにより、公平かつ透明性の高いオークションを運営する。また、インターネットなどのチャネル拡大を進めるとともに、地球環境保全の観点からリサイクル事業の強化も図っている。

お客様や社会に信頼される企業を目指します

オークション運営の質を向上しつつ、IT管理体制を再構築し、災害対策も含めた情報セキュリティを強化する。

グループ総合力により変化に対応できる企業を目指します

中古車オークションを軸に、グループ会社間や他企業との連携強化を積極的に推進する。新事業にも積極的に取り組む予定である。

将来のUSSグループを担う自立

教育・研修制度を充実させ、将来の経営を担う人材を育成するとともに、社員の自立を促す新たな人事制度を導入する。

株主を重視した経営を行います

株主への利益還元を最重要事項の一つと定め、連結ベースの配当性向55%以上を基本方針としている。

対処すべき課題

株式会社ユー・エス・エスグループは、国内の中古車物流を支えるために、オークション会員や従業員の健康と安全確保を最優先とし、事業継続に必要な感染症予防策を徹底したうえで4つの課題に取り組む姿勢を示している。

会員の利便性向上

会員の利便性向上に資する設備投資を優先的に実施し、会員の満足度向上を図る。

効果的なM&Aの実施

株式会社ユー・エス・エスグループはM&Aを企業成長の機会と捉え、積極的な投資を行う。

他業種企業との連携

シナジー効果の獲得が見込まれる他業種企業との連携を模索する。

中古自動車等買取販売事業、その他の事業の強化

オートオークション事業を核として、中古自動車等買取販売事業やリサイクル事業を拡大し『中古車物流業界をリードする総合企業』を目指す。


2020年3月期 有価証券報告書(提出日:2020年6月24日)