アイリックコーポレーション 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 84億6100万 円
銘柄コード 7325(マザーズ(内国株))

アイリックコーポレーションは東京都文京区に本社を置く企業。1995年7月に保険分析システムの開発及び来店型保険ショップの設立を目的として設立。2005年3月にシステム開発の委託先であるインフォディオを株式交換により100%子会社化。事業内容としては、保険販売事業、ソリューション事業、システム事業を展開。


事業内容とビジネスモデル

沿革・企業概要

株式会社アイリックコーポレーション(IRRC Corporation)は、東京都文京区に本社を置く個人及び法人向け保険販売企業。1995年、保険分析システムの開発及び来店型保険ショップの設立を目的として、勝本竜二氏によって創業された。1997年、生命保険、損害保険の乗合代理店登録を行い、複数の保険会社の保険商品を取り扱う生命保険媒介業並びに損害保険代理業として営業を開始。1999年、来店型の『保険クリニック』サービスを本格始動。2018年に東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場した。

事業内容

アイリックコーポレーショングループは、アイリックコーポレーション及び連結子会社1社により構成されている。個人及び法人向け保険販売事業を行っている保険販売事業、保険代理店やその他の保険販売会社に対して保険に関するソリューションを提供するソリューション事業及びシステム開発などを行っているシステム事業を、主たる事業としている。

保険販売事業

保険販売事業は、直営店部門と法人営業部門から構成されている。直営点部門は、来店型保険ショップ『保険クリニック』直営店において、保険分析・検索システム『保険IQシステム』を活用することで、顧客の最適な保険選びサポートする保険販売を行っている。法人営業部門は、法人、法人経営者及び富裕層をサポートすべく、保険の有効活用などに関する提案・保険販売を行う訪問型営業を行っている。

ソリューション事業

ソリューション事業は、AS部門とFC部門から構成されている。AS部門は、金融機関・保険代理店・企業代理店などに対して、生命保険の現状把握・検索提案システム『ASシステム』及び『AS-BOX』を提供している。FC部門は、『保険クリニック』FC店に対し『保険IQシステム』及び保険申込ナビゲーションシステム『AS-BOX』を提供し、教育・研修や情報提供、店舗運営ノウハウ、プロモーションなどのサポートを行っている。

システム事業

システム事業は、保険分析・販売支援などのシステム開発及びその他ソフトウェア受託開発や「スマートOCR」の開発及び販売 を連結子会社であるインフォディオにて行っている。

経営環境

アイリックコーポレーションは、今後の日本の生命保険市場において、世界的に見て高水準である保険加入率や高齢化・少子化の進展を背景として保険料収入全体が大きく増加する状況は期待しにくいものと予想している。

経営方針

アイリックコーポレーショングループは、企業理念として、顧客、保険会社(メーカー)及び代理店(ディーラー)の「三社利益の共存」を掲げている。

経営戦略

中長期的な経営ビジョンとして、3つの目標を設定している。まず、「顧客基点」を原点に、顧客満足度の高いサービスを提供し、顧客から選ばれる保険ショップNo.1となることを目指す。次に、保険業界のあらゆる角度において最大の貢献をし、業界発展や保険流通革命実現に全力を尽くす。最後に、全従業員の物心両面の幸せを追求し、全従業員が誇りを持てる会社であり続ける方針である。

経営指標

事業拡大と企業価値の向上のために、売上高及び営業利益を重要な指標としている。また、内部利益率(IRR)及び資本コストの事業戦略上の活用については、取締役会及び戦略会議において慎重に議論を進めているところである。

対処すべき課題

アイリックコーポレーショングループは、「人と保険の未来をつなぐ~Fintech Innovation~」を企業テーマとして掲げている。独自開発したサービスの活用や店舗網・システムユーザーの拡大により、保険分析・販売支援におけるプラットフォーマーとしての事業展開を推進する。また、世界的に進展するフィンテック革命を受けて、顧客及びシステムユーザーに対し、可視化、透明性、標準化、利便性をさらに向上させるサービスの開発に取り組む。


2020年6月 有価証券報告書(提出日:2020年9月30日)