株式会社オウケイウェイヴは、Q&A形式のコミュニティサイト「OKWAVE」を中心に、互助プラットフォームを提供しています。このプラットフォームは、世界中の「ありがとう」の物語を蓄積し、可視化することを目的としています。オウケイウェイヴは、組織や地域コミュニティの互助力を高めることで、生産性を向上させるソリューションを提供しています。

主力事業には、「OKWAVE」と「OKWAVE Plus」があります。「OKWAVE」は、インターネット上で広く開放されており、誰でも参加可能なQ&Aサービスです。主に広告収入を通じて収益を上げています。一方、「OKWAVE Plus」は法人向けに提供され、企業内や顧客間での互助コミュニケーションを促進します。こちらは月額利用料やサブスクリプションモデルでの収益を得ています。

また、クラウドサンクスカード「GRATICA」も提供しています。このサービスは、組織内で交わされる「ありがとう」を可視化し、互助の絆や関係性を強化することを目的としています。法人向けに提供され、月額利用料やサブスクリプションモデルでの収益を得ています。

さらに、オウケイウェイヴの子会社であるOKWAVE USA, Corporationは、デジタルグリーティングカード「DAVIA」を提供しています。個人ユーザー向けに、特別なメッセージを送るためのプラットフォームを提供しています。また、OKfinc LTD.は、サービスの受託運営とシステムの受託開発を行い、法人向けにサービスを提供しています。これらの事業を通じて、オウケイウェイヴは多様なニーズに応えるソリューションを展開しています。

undefinedは、社会的価値の創造と企業価値の最大化を目指し、成長戦略を推進しています。同社は「ありがとう」の可視化を通じて、組織やコミュニティ内の関係性を向上させることを目的としています。特に、Q&Aコミュニティ「OKWAVE」の発展を通じて、困っている人と回答力のある人をマッチングし、社会的な課題を解決することを目指しています。

中期経営計画では、法人向けサービス「OKWAVE Plus」とクラウドサンクスカード「GRATICA」の拡大を重視しています。法人顧客の拡大と回答者の増加を目指し、ビジネスのスムーズな運営を支援します。また、社会課題の増加に対応するため、DXの複雑化や少子高齢化といった領域に注力し、社会的価値を創造することで収益の極大化を図ります。

undefinedは、AI技術の進化を脅威と捉えつつも、独自のデータを活用したAIの積極的な活用を進めています。特に「正解のない」領域に注力し、多くの「ありがとう」が交わされるサービスを展開します。法人や行政向けの営業力を強化し、広く個人が参加するネットワークを構築することを目指しています。

同社は、コーポレートガバナンスの強化や内部管理体制の整備を進め、企業価値の向上に努めています。営業利益とキャッシュフローの改善を図り、上場維持基準を満たすための努力を続けています。資金繰りの改善と財務体質の強化を図り、持続可能な成長を目指しています。