タカギセイコー【4242】 スタンダード(内国株式)

プラスチック製品、金型製造の「成形品事業」と通信機器端末販売、不動産賃貸、損害保険代理、土木建築請負の「その他の事業」を展開。

タカギセイコー【4242】 スタンダード(内国株式)

プラスチック製品、金型製造の「成形品事業」と通信機器端末販売、不動産賃貸、損害保険代理、土木建築請負の「その他の事業」を展開。

事業内容

タカギセイコーは、プラスチック製品及びその製作に使用する金型の製造、販売を行う「成形品事業」と、通信機器端末の販売、不動産賃貸、損害保険の販売代理、土木建築工事の請負を行う「その他の事業」の二つの主要な事業セグメントを持つ企業グループです。成形品事業では、車両分野において四輪車の内外装部品、バッテリー及びパワートレイン関連部品、複合材料を使用した機構部品、金属による遮音・遮熱部品、二輪車の外装部品及び燃料タンク、トラックの空力抵抗抑制部品及び内外装部品、建設機械の燃料タンク、尿素水タンク及び外装部品等を製造しています。また、OA(その他)分野では、炭素繊維を使用したパソコン筐体部品、プリンター、複写機等の外装部品及び機構部品、医療機器部品等の製造も手掛けています。

その他の事業セグメントでは、スマートフォン等の通信機器端末の販売、不動産賃貸、損害保険の販売代理、土木建築工事の請負など多岐にわたるサービスを提供しています。これらの事業を通じて、タカギセイコーは多様なニーズに応える製品とサービスを提供し、幅広い分野での事業展開を図っています。

経営方針

タカギセイコーは、顧客のニーズに応え、開発先行型企業としての地位を維持し、高い評価を受けることを目指しています。同社は、社是に「技術・品質・創意・挑戦」を掲げ、経営理念として顧客からの信頼獲得、常に挑戦を続ける姿勢、社員が楽しく働ける環境の提供、環境に優しく地域社会に貢献する企業であることを目指しています。また、社訓には責任の自覚、技能の向上、規律の遵守、健康の重視、社会への貢献が挙げられています。

中期経営計画では、2025年3月期に連結売上高500億円以上、連結経常利益35億円以上を目標としています。この目標達成に向けて、同社は「国内収益基盤の強化」、「海外収益基盤の強化」、「事業運営基盤の強化」の3つの方針を中心に据えた経営戦略を推進しています。具体的には、国内では生産品目の選択と集中、差別化技術の開発、新規分野・顧客の開拓、効率的な生産体制の確立を目指します。海外では、市場の見極めと投資検討、効率的な生産体制の確立に取り組んでいます。事業運営基盤では、人材育成、組織運営体制の強化、財務体質の強化、内部統制システムの充実、環境に優しい企業活動を推進しています。

これらの戦略を通じて、タカギセイコーはグローバルな競争の中で安定した事業展開を目指し、持続可能な成長を追求しています。