ダイセル【4202】 プライム(内国株式)

メディカル・ヘルスケア事業:化粧品原料、健康食品、光学異性体分離カラムの製造・販売。Chiral Technologies社が光学異性体分離カラムの販売と技術サービスを提供。 スマート事業:液晶保護フィルム用酢酸セルロース、電子材料向け機能品、高機能フィルムの製造・販売。Daicel Micro Optics社が光学製品の開発・販売、パイクリスタル社が有機半導体デバイスの開発・製造・販売。 セイフティ事業:自動車エアバッグ用インフレータの製造・販売。Daicel Safety Systems社が国内外で生産・販売。 マテリアル事業:アセテート・トウ、酢酸誘導体、カプロラクトン誘導体、エポキシ化合物などの製造・販売。協同酢酸社が酢酸の製造・販売、大日ケミカル社が各種化学薬品の製造・販売。 エンジニアリングプラスチック事業:ポリアセタール樹脂、PBT樹脂、液晶ポリマーなどの製造・販売。ポリプラスチックス社が国内外で生産・販売。

ダイセル【4202】 プライム(内国株式)

メディカル・ヘルスケア事業:化粧品原料、健康食品、光学異性体分離カラムの製造・販売。Chiral Technologies社が光学異性体分離カラムの販売と技術サービスを提供。 スマート事業:液晶保護フィルム用酢酸セルロース、電子材料向け機能品、高機能フィルムの製造・販売。Daicel Micro Optics社が光学製品の開発・販売、パイクリスタル社が有機半導体デバイスの開発・製造・販売。 セイフティ事業:自動車エアバッグ用インフレータの製造・販売。Daicel Safety Systems社が国内外で生産・販売。 マテリアル事業:アセテート・トウ、酢酸誘導体、カプロラクトン誘導体、エポキシ化合物などの製造・販売。協同酢酸社が酢酸の製造・販売、大日ケミカル社が各種化学薬品の製造・販売。 エンジニアリングプラスチック事業:ポリアセタール樹脂、PBT樹脂、液晶ポリマーなどの製造・販売。ポリプラスチックス社が国内外で生産・販売。

事業内容

ダイセルグループは、メディカル・ヘルスケア、スマート、セイフティ、マテリアル、エンジニアリングプラスチックの5つの事業セグメントを持っています。

メディカル・ヘルスケア事業では、ダイセルが化粧品原料、健康食品、光学異性体分離カラムなどを製造・販売しています。また、連結子会社のChiral Technologies, Inc.、Chiral Technologies Europe S.A.S.、Daicel Chiral Technologies (China) Co., Ltd.、Daicel Chiral Technologies (India) Pvt. Ltd.が光学異性体分離カラムの販売と技術サービスを行っています。

スマート事業では、ダイセルが液晶保護フィルム用酢酸セルロース、電子材料向け機能品、高機能フィルムなどを製造・販売しています。連結子会社のDaicel Micro Optics Co.,Ltd.が光学製品の開発・販売、パイクリスタル㈱が有機半導体デバイスの開発・製造・販売、ダイセルビヨンド㈱が高機能フィルムの製造・加工を行っています。

セイフティ事業では、連結子会社のダイセル・セイフティ・システムズ㈱が自動車エアバッグ用インフレータを製造し、ダイセルが販売しています。また、Daicel Safety Systems Americas, Inc.、Daicel Safety Systems(Thailand)Co., Ltd.、Daicel Safety Systems Europe Sp. z o. o.、Daicel Safety Systems(Jiangsu) Co., Ltd.が自動車エアバッグ用インフレータ、インフレータ用イニシエータを製造・販売しています。

マテリアル事業では、ダイセルがアセテート・トウ、酢酸誘導体、カプロラクトン誘導体、エポキシ化合物などを製造・販売しています。連結子会社の協同酢酸㈱が酢酸の製造・販売、大日ケミカル㈱が各種化学薬品の製造・販売を行っています。また、Daicel ChemTech, Inc.、Daicel (Asia) Pte. Ltd.、Daicel (Europa) GmbHが海外でダイセルの供給製品を販売しています。

エンジニアリングプラスチック事業では、連結子会社のポリプラスチックス㈱、Polyplastics Taiwan Co., Ltd.、Polyplastics Asia Pacific Sdn. Bhd.、PTM Engineering Plastics(Nantong) Co., Ltd.がポリアセタール樹脂、PBT樹脂、液晶ポリマーなどのエンジニアリングプラスチックを製造・販売しています。ダイセルミライズ㈱がABS樹脂、エンプラアロイ樹脂、包装用フィルム、各種合成樹脂製品などを販売し、ダイセルパックシステムズ㈱が各種成型トレーを製造・販売、DMノバフォーム㈱が果実用発泡緩衝材を製造・販売しています。

その他の事業では、ダイセン・メンブレン・システムズ㈱が水処理用分離膜モジュールを製造・販売し、ダイセル物流㈱がグループ各社の製品、原材料の保管、運送を行っています。

経営方針

ダイセルグループは、長期ビジョン「DAICEL VISION 4.0」と中期戦略「Accelerate 2025」に基づき、持続可能な成長を目指しています。

同社は、「健康」「安全・安心」「便利・快適」「環境」の4つの注力事業領域に注力し、新たな価値を創造・提供することで、人々の幸せの実現と自社の持続的な成長を目指しています。具体的には、メディカル・ヘルスケア事業では機能性食品素材や医療関連材料の事業化、スマート事業では半導体材料や高機能フィルムの拡大、セイフティ事業では自動車エアバッグ用インフレータの販売拡大、マテリアル事業では環境対応製品の開発などに取り組んでいます。

また、ポリプラスチックス社の完全子会社化によるエンジニアリングプラスチック事業の強化や、デジタル化の推進、人材育成など、経営基盤の強化にも注力しています。2025年度には、売上高6,600億円、営業利益820億円、EBITDA1,360億円を目指しています。

ダイセルグループは、変化する事業環境に柔軟に対応しながら、サステナブル経営の実践と新たな価値創造に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。