gumi 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 322億3100万 円
銘柄コード 3903(市場第一部(内国株))

gumiは東京都新宿区に本社をおく企業。
2007年、携帯電話向けのインターネットコンテンツの提供を目的にアットムービー・パイレーツとして設立。2008年にSNS「gumi」のオープン化を実施し、翌年以降「mixi」「Mobage」「GREE」へモバイルオンラインゲームの提供を開始。
2013年には「ブレイブ フロンティア」を日本語・韓国語・英語などで公開。
2014年東証一部に上場。


事業内容とビジネスモデル

沿革・会社概要

株式会社gumiは、東京都新宿区に本社をおく企業。2007年にアットムービー・パイレーツ株式会社として設立。2008年株式会社gumiに商号変更し、SNS『gumi』のオープン化を実施した。2009年から『mixi』へ、2010年から『Mobage』『GREE』へモバイルオンラインゲームの提供を開始。2012年から投資事業を開始し、国内・海外(英国領)に投資拠点を設立。

2014年に主力商品『ファントム オブ キル』をリリースし、東京証券取引所第一部に株式を上場した。2015年に『ファイナルファンタジー ブレイブエキスヴィアス(日本語版)』、2016年に『誰が為のアルケミスト(日本語版)』『クリスタル オブ リユニオン』『ファイナルファンタジー ブレイブエキスヴィアス(海外言語版)』、2017年に『誰が為のアルケミスト(海外言語版)』をリリース。2018年にブロックチェーン事業へ参入した。

事業内容

gumiグループは、国内外にてモバイルオンラインゲームの開発・運営を行っている。また、市場の急拡大が見込まれるXR市場(VR、AR、MR等)及びブロックチェーン市場で、投資を中心とした当該事業領域への対応も行っている。

モバイルオンラインゲーム事業

主に『Google Play』や『App Store』等のモバイルアプリ配信プラットフォームにゲームコンテンツを提供しており、国内と海外の両方でサービスを展開している。主力商品には『ファントム オブ キル』『誰が為のアルケミスト』『クリスタル オブ リユニオン』『ファイナルファンタジー ブレイブエキスヴィアス』などがある。

XR事業(VR、AR、MR等)

VRはVirtual Reality(仮想現実)、ARはAugmented Reality(拡張現実)、MRはMixed Reality(複合現実)の略である。ヘッドマウントディスプレイの装着により現実とは全く違う空間を体験できるため、よりリアルで迫力のあるゲームやサービスの展開が期待される。

gumiグループでは、市場の急拡大が見込まれるXR市場で早期に優位なポジションを築くため、状況に合わせて投資を行っていく方針である。市場の黎明期には主にファンド出資を通じた成長支援を行い、成長期にはXRコンテンツの開発に主体的に取り組み、収益化を目指す。

ブロックチェーン事業

ブロックチェーンとは、ネット上の複数のコンピュータで取引データを共有し、取引毎に暗号化した正しい記録を鎖のようにつなげて蓄積する技術である。「データの複製、改ざんが困難」「フェアトレードが可能」という観点で、デジタルデータを活用しているモバイルコンテンツ等の領域との親和性が非常に高い。そのためgumiグループでは、出資を通じた国内外の有力企業との戦略的連携、及び出資先との協業によるコンテンツ開発等を通じ、将来の収益基盤の構築を目指している。

経営方針・経営指標

gumiグループは企業理念「Wow the World!(すべての人々に感動を)」の下、社員一人ひとりが忘れてはいけない精神として「One Step Beyond(First to Try, First to Fail, First to Recover)を掲げている。

そしてgumiグループは、経営指標として「売上高営業利益率」を重視しており、20%以上の確保を目標としている。

経営戦略・経営環境

モバイルオンラインゲーム業界は、引き続き安定成長が見込まれるものの、国内外ともに成熟期を迎えている状況である。そしてこうした状況下では、経営資源の選択と集中による安定的な収益基盤の構築と、新規事業領域への早期参入による将来的な収益機会の構築が必要となる。

そこで、まず収益の主軸であるモバイルオンラインゲーム事業においては、既存主力タイトルの安定的な運用による収益創出に加え、国内ヒットタイトルの海外向け配信による収益最大化を図っている。また、高品質なオリジナルタイトルの開発、及び自社ヒットタイトルのゲームエンジンと他社有力IPを掛け合わせた新規タイトルを開発することで、収益力のさらなる拡大を目指している。併せてXR市場とブロックチェーン市場では、新たな技術を持つ企業との戦略的提携を図るとともに、コンテンツ開発や有力投資先との協業等を推進することで、新規事業領域の早期収益化を目指している。

対処すべき課題

gumiグループでは、下記のいくつかの項目を優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題としている。

高品質なモバイルオンラインゲームの提供

今後もクオリティの高いオリジナルタイトルの開発に加え、各国の有力IPホルダーとの連携を強化し、IPを用いたタイトルによる大ヒットも創出することで収益力拡大を目指す考えである。(IP:著作権等の知的財産権)

海外市場への展開

国内のみならず、海外市場にいち早く良質なゲームコンテンツを提供し、収益力強化を図ることが重要課題だと考えている。そのため今後も引き続き自社開発の有力ゲームコンテンツを中心に、グローバル展開を推進する考えである。

コーポレートブランドの強化

ステークホルダーへの適切な情報開示と、積極的な広報活動及びCSR活動を推進していくことで、コーポレートブランドの向上に取り組む考えである。

ユーザー獲得の強化

ゲームコンテンツ毎の広告出稿に関する費用対効果を分析、把握した上で、今後も積極的かつ効果的な広告出稿を実施し、ユーザー獲得の強化を図る考えである。

また上記以外にも、新規事業領域への参入による事業拡大、システム技術・インフラの強化、優秀な人材の確保、コーポレート・ガバナンスの強化、消費者の安全性の確保を、対処すべき課題として挙げている。


参照 有価証券報告書(提出日:2020年7月28日)