見放題動画、21万本
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動画配信サービス「U-NEXT」が伸びている。
月額は税込2189円。前身は2007年に開始したテレビ向けの動画配信サービス「GyaO NEXT」。2009年に「U-NEXT」へ名称変更し、2012年からマルチデバイス向けの映像配信を始めた。

強みは作品数だ。見放題の対象となる動画数は21万本と、同業のHulu(7万本)やdTV(12万本)などを圧倒。ニッチ層の取り込みに成功している。
2019年1月末には、別媒体で提供していた電子書籍サービスをU-NEXTと統合。 他社からの乗り換えを促す要因となり、課金ユーザーは昨年200万人を突破した。
2020年9〜11月期の売上高は前年比43%増の143億円で、17.5億円の営業利益も稼ぎ出した。
2024年度には売上520億円、営業利益20億円を目指す。オリジナル作品の制作へは投資せず、既存作品の「ライブラリー」として成長を狙う。