また差がつきそう
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中国の新興EV企業3社「NIO」「Xpeng(シャオペン)」「Li Auto」が2021年2月の販売台数と、今後の予想を発表した。
3社とも2014〜2015年に設立された会社で、この中で一番先に量産モデルを販売したのはNIOだ。「中国版テスラ」とも言われ、2018年6月に「ES8」で量産を開始した。
2月は春節の影響で各社ともに販売台数が縮小。3月の予想は以下のようになる。
- NIO:7,197〜7,697台
- Xpeng:4,262台
- Li Auto:2,821〜3,821台
差が縮まりつつあった3社だが、再びNIOが大きくリードしそうだ。一方で懸念もある。李斌(リー・ビン)CEOは、自動車向け半導体や電池の供給不足が21年4~6月期に影響を及ぼす可能性を指摘する。
TeslaとBYDは新興3社と比べ、はるかに大きな規模でEVを販売している。1月だけでも、テスラは1万4,500台以上の中国製Model 3を販売。BYDは7,200台以上のEVセダン「漢(ハン)」を販売した。