2021年03月08日 07:00
47%が利用
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コラボレーションツールを提供するSlackは3月4日、2020年11月〜2021年1月期の決算を発表。Salesforceによる買収に合意した後も、依然として高成長を続ける。

  • 売上高は前年比37.8%増の2.5億ドル
  • 営業損失は0.7億ドル(前年は0.9億ドルの赤字)
  • 有料顧客は15.6万社(前年比41.8%増)

Slack

年間単価10万ドルを超える大口顧客は前年比32.5%増の1,183社。前四半期から103社増加し、事業拡大に大きく寄与した。

既存顧客によるアップセルを表す「Net Retention Rate」は123%となった。高水準ではあるものの、鈍化が続く。

去年6月にリリースした「Slackコネクト」は利用が進む。企業間コミュニケーションを可能にする機能で、最大20の外部組織とコミュニケーションが可能だ。有料顧客のうち7.4万社が利用し、利用率は47.4%まで拡大した。

世界150カ国以上に進出し、売上の40%をアメリカ以外が構成。徐々にグローバルでの比率が高まっている。