字幕機能の無料化
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オンライン会議を提供するZoom Video Communicationsが2020年11月〜2021年1月期決算を発表。コロナ禍を背景とした爆発的な事業拡大は落ち着いたものの、引き続き成長を続けている。
- 売上高は前年比4.7倍の8.8億ドル
- 営業利益は2.6億ドル(前年は0.1億ドル)
- 従業員10名以上の顧客数は46.7万社(前年比5.7倍)
年間売上高10万ドル以上の大口顧客数は、2021年1月末時点で1,644社となった。前四半期から27.5%増で、依然として高い成長率を維持。事業拡大を牽引した。
2022年通期の見通しは、売上高が37.6〜37.8億ドル(前年比41.8〜42.6%増)、non-GAPの営業利益は11.3〜11.5億ドル(同14.4%〜16.4%増)としている。
2月24日には、自動で字幕が作れる「ライブ文字起こし(Live Transcription)」機能を、今年の秋を目処に全ユーザーへ提供することを発表。今までは有料ユーザー向けの機能だったが、無料ユーザーにも公開することでリーチ拡大を図る。なお、全体提供に先立ち、希望する無料ユーザーにも現在機能を提供中だ。