創業CEOが交代へ
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ユーザベースが昨日発表した1〜9月期決算は、最終損益が60.6億円の赤字だった。
- 売上高は前年比17%増の99.4億円
- 営業利益は3.1億円の赤字。EBITDAは3.95億円の黒字
- 代表取締役CEOである梅田優祐氏の辞任も先日発表
- 代表取締役COOの稲垣裕介氏が来年1月よりCEOに就任へ
Quartz撤退で来年の利益率は向上へ
- SPEEDA事業のMRRは4.48億円(前年比15.2%増)に続伸
- NewsPicks事業は同じく2.34億円(同46%増)に
- その他B2B事業『FORCAS』は9,100万円(同52%増)、純増ペースが回復傾向
NewsPicks事業の広告売上は過去最高。『NewSchool』など新規事業も立ち上がり、3Q累計の増収率は47%に。EBITDA率は9.1%に拡大(前年比2.9倍)、2022年までに20%を目指す。
Quartzはコロナ影響が大きく広告事業の回復が難航しているため撤退を決定、経営陣に譲渡へ。譲渡価額は現時点で未定とのこと。
会社全体のARR(年次計上収益)は98億円に拡大した。時価総額は7月から64%値上がりして1242億円に。収益期待は高まっている。