現代はクラウド戦国時代。「SaaS」と呼ばれる領域が評価される今の時代を切り拓いたパイオニア企業がセールスフォースだ。

創業者でCEOのマーク・ベニオフはオラクル出身。彼は早くから、SaaSによって実現性が高まる「カスタマー・サクセス」の潜在的な威力に気づいていた。

その結果が2021年1月期、年間200億ドルを超える売上である。

そして驚くなかれ、セールスフォースは2026年1月期までの売上目標を「500億ドル」と定めた。この規模にして、極めて野心的な成長目標だ。

そこで今回、着目したいのは「海外展開」。直近の取り組みには、セールスフォースの海外戦略に関わる動きが垣間見える。昨日の記事でご紹介したので、是非チェックしていただきたい。