ユニコーンIaaS企業、新規上場へ
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米国のクラウドホスティング企業「DigitalOcean」が新規上場を承認された。
2011年の設立以来、個人や中小企業向けに手頃な値段でサーバーリソースを提供。最もベーシックなプランは、月額5ドルと利用時間あたり0.007ドルで利用できる。
- 2020年10〜12月の売上高は前年比26.3%増の8,752万ドル
- 営業利益は164万ドル(前年は626万ドルの赤字)
- 年間経常収益(ARR)は前年比25.3%増の3.6億ドル

DigitalOceanによると、世界中に約1億の中小企業があり、毎年1,400万社が起業している。顧客数は個人を含めて57.3万なので、シェアを拡大する余地は大きく残っているといえる。
ユーザーあたり売上(ARPU)は47.8ドルで、既存顧客の継続率を表すネットリテンションレートは103%となっている。
現在CEOを務めているYancey Spruill氏は、2015年6月から2019年2月までSendGridのCOOおよびCFOを務めていた人物だ。